豊富温泉ブログ スタッフがリレー形式で、温泉の日々をつづります。

アトピーフォーラム2017のふりかえり③パネルディスカッション

湯快宿

アトピーフォーラム2017のふりかえりブログ第3回目です。

アトピーフォーラム2017のふりかえり②の記事はこちら→★★★

3回目の今回は、豊富町中心部にある定住支援センター「ふらっと☆きた」で開催された1日目(9/17)日中のプログラムの内、基調講演、体験談に続く最後のパネルディスカッションについてです。

「患者が選択するアトピー治療」と題したパネルディスカッションは、講演や体験談の中で話されていたのもあってか、いつ、どういった選択をしたかとか、なぜそれを選んだか、選択すること・できることの意義など「選択」に関わる議論があまり活発に行われたとは言えませんでしたが、広島から駆けつけて下さっていた隅田さちえ先生から図らずも、現代のアトピー治療の現場では患者には選択肢が与えられていないとの言葉がありました。

だからこそ、豊富温泉の存在と豊富町の人たちの力添えが何よりありがたく、是非とも今後も頑張って頂きたいとのエールも送られました。

パネラー・進行の5名それぞれが患者として成熟しているので、痛くて起き上がれないということもなく、学校や仕事を休まずに行ける、当たり前のことを当たり前にできる、それで良いといった患者としての心持ちや、豊富温泉を通じて地元の人と関わり合いができ、それによって色々と物事が進んでいくことなども語られ、多数来場頂いていた町民の方たちにも豊富温泉へ湯治に来ている人たちへの理解が少しでも深まってくれたのではないかと思います。

安藤さんの発言の中にちらっと出てきましたが、今、アトピー性皮膚炎に対する新たな治療薬として生物学的製剤の治験が行われています。

この薬が認可され治療に使われるようになると、今までの標準治療では十分な治療効果が得られなかった患者が大勢救われるかもしれません。

また、この薬がアトピー治療の決定打となり、ひいては豊富温泉の存在が薄れていくのではないかと懸念する人(特に町の行政関係者などは)もいることでしょう。

ですが、この薬とて100%の患者を治せるわけではなく、数%か、10数%か、数10%かは現段階では分かりませんが、十分な効果が得られなかったり、副作用が強く出て使用を断念せざるを得ない人もまた間違いなく大勢出てきますし、そもそも、もう薬は使いたくないという人もいます。

そうしたときに、この人たちにとっては代替治療(療法)が必要となりますし、その選択肢の一つとして豊富温泉での湯治療養もあり、そのような状況の中においては、豊富温泉の価値や存在意義は全く薄れることはないと私は考えます。

アトピーフォーラム2017のふりかえり④に続く・・

書いた人
髙橋亮 まねじゃ

豊富町温泉保養宿泊所「湯快宿」 管理人

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