豊富温泉療養をしてみて
MEMO
- 症状
- 脱ステロイドによるリバウンド
- 病歴
- 幼少期より
- 湯治日数
- 1か月程度
- 湯治を終えて
- 痒みや赤みの軽減
・私の紹介と療養感想
はじめに私の紹介ですが、幼少期よりアトピーを患っていて、ステロイドの副作用を詳しく知らずに症状が良くなる薬だと思って、40年近く症状が出たときに塗っていました。ただ、最近になって顔にまで症状が出始め(顔以外は全身症状がありました)、このままステロイドを塗り続けていいのかと考え始めました。
動画やネット検索など色々調べ、行き着いたのが脱ステロイド、脱保湿でした。最初一人で始めたのですが、睡眠もまともに出来ず、離脱症状があまりに辛いため、脱ステロイドの第一人者である藤澤先生に診てもらうことにしました。その先生の紹介もあり、藁にもすがる思いで来たのが豊富温泉でした。
約1ヶ月滞在することになるのですが、正直温泉がどこまで効果があったのかは分かりません。ただ、豊富温泉で治療して一番良かったと思うのは、コンシェルジュデスクや宿泊施設の方々から、サポートを受けながら治療を出来たことです。ステロイドの離脱症状で一番辛い時期を支えて頂きました。
コンシェルジュデスクの方々には日々治療する上での相談や経験談を聞かせていただき、大変励みになりました。また、宿泊施設の方々には様々なわがままを聞いていただき、少しでも過ごしやすいようにと協力してくださいました。本当にありがとうございました。
・症状について
豊富温泉に来て最初の1週間は離脱症状でひどくなっていました。ただ、そこから数日して炎症の具合や体の動かせる範囲などから、ちょっとした改善を感じることがありました。そこから劇的に変化していったと思います。豊富温泉に来てから、ちょうど1ヶ月になりますが、一番ひどい状態は炎症がひどくて、風邪も引いていないのに悪寒を感じ、首から胸にかけて真っ赤で、首をほとんど動かせない状態でした。そこから完全に自由とはいかないながらも、可動範囲が広がり、正常に近い皮膚がだいぶ出てくるようになりました。
・食事について
糖質制限を行っていて、白米を食べないのでよくお腹が空きます。その時はナッツや味噌汁や宿泊施設で売っている惣菜などを食べていました。食べるものは選びますが、お腹が空いたら割と頻繁に食べていました。朝食と夕食は宿泊施設で出される食事を白米抜き、昼食はふれあいセンターのライスなしジンギスカンを主に食べていました。補助にプロテインやサプリメントも摂取しています。
1日の水分は毎朝ルイボスティーを沸かし、それにビタミンCの粉を溶かしたものを1日かけて飲むようにして、ある程度の水分摂取管理をしていました。
・心構えについて
続けられる最大限の事をやるようにしていました。そして、最大限努力しているのだから治ると信じて治療していました。私の場合は夜寝る前に痒みが強くなるのですが、ほぼ毎日儀式のように掻いてから寝る毎日でした。掻くことを悪いこととは思わず、掻いても大丈夫な肌になることを信じていたのが良かったのかもしれません。
・1日のスケジュールについて
私がどのように1日を豊富温泉で過ごしていたのか記載させていただきます。
7時30分起床⇒8時朝食⇒10時青汁入りプロテイン⇒12時30分昼食⇒13時30分コンシェルジュデスクで雑談とウォーキングマシン⇒16時1時間程度のウォーキング(炎症がひどくて風が痛く感じる時はやっていません)⇒19時夕食⇒19時30分温泉(1日1回5分程度しか浸かりません)⇒21時青汁入りプロテイン⇒24時就寝
上記のような生活リズムで毎日過ごしていました。