湯治に関するQ&A

豊富温泉や湯治に関してよく聞かれる疑問、質問を一問一答形式でお答えします。

湯治のイロハ

  • どのくらいの湯治期間で効果が出ますか?

    • 症状の度合いなどにより個人差はありますが、豊富温泉でアトピーや乾癬の療養目的で湯治を経験された方々のお話を伺うと、目安は3週間程度のようです。実際に私達スタッフがたくさんの方々の改善経過を見ても、経済的・時間的に許されるのであれば、なるべく3週間に近い日数を確保された方が良いようです。
  • 好転反応(一時的な身体反応及び症状悪化)は出ますか?

    • どの方にも当てはまるわけではありませんが、特にアトピーや乾癬で湯治に来られる方は湯治を開始し数日の間に一旦症状が強まり、その後改善されていく方が多いようです。もちろんはじめから右肩上がりで症状が良くなる方もおられます。湯治でいらっしゃるほとんどの方が時間の経過と共に症状の改善を自覚できるようですが、2~3日の滞在の場合は症状が少し目立った状態でお帰りになる可能性があります。
  • 湯治中に注意すべきことはありますか?

    • 例え病名は同じでも、それぞれのお体の状況は違います。初めての方や症状が多く出ている方は、早く良くしたいという思いもあり、無理して長湯してしまう傾向にあります。湯治相談に来ていただいた際には、1日の湯治の回数の目安は、「1日3回、1回45分〜1時間」程度をおすすめしています。アトピーや乾癬の方に関して言えば、必要以上に長湯したり、十分な休憩を取らずに湯治の回数を増やすことは、逆に回復力を鈍らせるだけでなく感染症などのリスクを高めます。決して無理はなさらないで下さい。湯治期間が長い方に関しては、症状が緩和され心身に少しゆとりが出てきたら、入浴だけでなく、規則正しい生活リズムや体を動かすことなども取り入れていくと良いでしょう。
  • 原油(温泉の油)はどのように使えばいいですか?

    • 豊富温泉の特徴である原油はふれあいセンターの湯治風呂に原油そのものをポンプ式のボトルに入れて置いてあります。使い方としては、そのままかまたは温泉水で少し薄めて患部に塗り、湯船に浸ります。尋常性乾癬の方は原油の効果が高いようです。一方でアトピーの方は刺激が強すぎて逆に痒みが出たりする方もいらっしゃいます。直接塗るのは避けたほうがよいかもしれません。浴槽内の温泉にも油は混じっていますのでそれでも十分に効果はあります。いずれにせよ使用の是非は個人差もあるので、まず1日2日湯に慣れてから、使用するかしないかを判断されるのが良いでしょう。また、油を塗って試される際には症状の出ていない正常な皮膚の部分で試してから使ってください。
  • 風呂上りの保湿はした方が良いですか?

    • 個人個人のご判断の下で選択していただいておりますが、当温泉は油成分が多いことも作用し、入浴後のしっとり感が普段の時よりあるという声もよく聞かれます。普段保湿をされている方も入浴後すぐに保湿剤をつけるのではなく、少しつけない時間を作ってみるのもよいかもしれません。
  • 時間帯によってお湯の質が違うって本当ですか?

    • 泉質の変化はありません。湯の花や原油の量が時間帯によって違います。ふれあいセンターのお風呂は朝8時半から営業していますが、朝一番から10時すぎまでは「かなり濃い」時間帯となります。女湯は湯花が多く、男湯は湯花、原油とも多くなっています。濃い状態は湯治効果が高い事が期待される反面、刺激が強すぎて悪化するリスクもあります。初めて入られる方は避けたほうがよいでしょう。特に男性でアトピーの方には油が適度に流れたあとに入られるのをおすすめしています。
  • 温泉の混雑する時間帯などはありますか?

    • 油分の多いお湯をお好みのお客様の場合は、ふれあいセンターですと開館(朝8時半)から2時間ほどの時間帯に一回目の入浴をされています。昼食や夕食の時間帯は比較的空いているようですが、入浴優先で食事を抜いたりして生活が不規則にならないようお願いしています。
  • 感染症になる可能性があると聞いて、心配なのですが。

    • 皮膚病の湯治療養で来られる方は、長時間入浴になるため、とびひなどの感染症にかかってしまう可能性があります。特に注意していただきたいのが、カポジ水痘様発疹症です。口唇ヘルペスを引き起こすヘルペスウイルスによるもので、成人の二人に一人はいつの間にか感染し体の中に持っています。一度感染すると排除できませんが普段はおとなしくしているので問題ありません。しかし度重なる入浴で体力を落としたり体調を崩したりした際に活発になり症状として現れることがあります。一般的には口唇周辺の水ぶくれやかさぶた程度で済みますが、アトピーの方は皮膚のバリア機能が弱いため、うつりやすい傾向にあり、全身に及ぶことも多く、重症化しやすいリスクがあります。カポジの症状に気付かず、また気付いても無理をして入浴を続けることで周りにも感染させてしまうこともあります。万が一カポジになってしまった場合は抗ウイルス剤の内服が必要となり、数日間は入浴を控えて頂きます。ならないためにはあまり無茶な湯治をしないことが大切です。
      ふれあいセンターには健康相談員(保健師)、コンシェルジュ(湯治経験者)が常駐しています。何か症状で気になる点などがあればお気軽にご相談ください。もしアトピーや乾癬以外の症状が出た場合は、なるべく早くお越しください。迅速に対処することで、他の方への感染を防ぐことができます。皮膚科医監修のもと作成したカポジに関する冊子を、初めて湯治にいらしたアトピーの方を中心に差し上げています。湯治にお越しの際にはまずコンシェルジュ・デスク及び健康相談室にお立ち寄り下さい。

      PDF版もダウンロード出来ます。 ⇒ カポジマニュアル「アトピー性皮膚炎で湯治に来られる方へ」
  • 帰ってからも良い状態を維持するにはどうしたらよいですか?

    • 残念ながら、湯治でアトピーや乾癬が完治するわけではないようです。尋常性乾癬の方は再発まで数か月保てる場合もあり、再発しても病変が大きくなったりつながったりしない方が多く、アトピーの方は帰宅後1~数週間でまた徐々に症状が出てしまう方が多いですが、乾癬同様湯治前の状態までには至らない方が多いようです。温泉の効果により症状が良くなっても、帰ってから再発してしまうのを防ぐには、悪化の一因である生活習慣、ストレス、環境を見直すことが一番です。季節と症状の関連性がある方などは、定期的に予定を組んでいらっしゃる方も少なくありません。また豊富温泉を利用した商品(入浴剤や石鹸、クリーム等)を利用したり、温泉水や油をご自宅で利用される方もおられますが、それだけに頼るのではなく、生活習慣の見直しや主治医との共同管理等が大切になってくるようです。
  • 湯治期間中は、皆さんどのように過ごされていますか?

    • ここでは普段よりも長めの入浴を日に3回程度行うので、合間の休憩と食事で1日の大部分を費やします。症状が少し楽になってきたら、朝、夕のウォーキングを取り入れる方が増えています。体力的にも余裕が出てくると、当地で知り合った方々同士でレンタカーを借りてドライブしたり、食事に出かけたりしています。コンシェルジュ・デスクでは毎月いくつか小さなイベントを企画していますので、是非ご参加ください。
      今月の「イベント情報」は こちら
  • 赤ちゃんはどの様に湯治したらよいでしょうか?

    • 一般的に免疫力や体力が未熟で排泄のコントロールが難しい点などから、0~1歳児のお子さんは温泉等で不特定多数の方と一緒に入るのは望ましくないようですが、乳児湿疹やアトピーの小さなお子さんも多数湯治に見えられています。その場合は無料でお貸ししているベビーバスを浴室内で随時ご利用頂いています。
      また、1回の入浴時間や回数も大人の湯治の目安よりは少なめにしていただいています。
  • シャンプー、リンスはどういったものですか?

    • ふれあいセンターの場合、各浴室にはリンスインシャンプー、ボディソープ、固形石鹸をご用意しています。いずれもごく一般的な物ですので、普段からお使いの専用のものをご持参される方もいらっしゃいます。湯治でお越しの皆さんは日に何度も入浴されます。石鹸等による洗い過ぎは皮脂を根こそぎ奪ってしまい、お肌を痛めたり乾燥や痒みを引き起こす可能性もありますので、普段より洗う回数を減らしたり、部分的にのみ石鹸を使う等をおすすめしています。
  • 豊富温泉に塩素は入っていますか?

    • ふれあいセンターの浴槽はすべて源泉かけ流しですので、湯治浴室内の水風呂以外は、塩素は入っていません。浴室内に備え付けのシャワーや蛇口から出るものは水道水ですので、定められた濃度の塩素が入っています。

湯治生活全般

  • 長い湯治期間中、買い物はどうしたらいいですか?

    • 温泉周辺には日用品の小売店が一軒あります。よりまとまった買い物などをご希望の場合は、バスやレンタカーを利用し5kmほど先の豊富町中心街の商店を利用されています。自炊施設の「湯快宿」では週に1回ほど利用者で買い出しに行きます。
  • 湯治で必要な持ち物は何ですか?

    • 健康保険証、印鑑、ATMカード、湯上げタオル、バスタオル(湯快宿、ホテルウィンにお泊りの方のみ)、洗面道具、下着、携帯電話、冬の場合は防寒用衣服と雪道用冬靴。パソコンでインターネットが出来る宿泊施設もあります。
  • 湯治に適した服装はどのようなものですか?

    • 直接肌に触れる下着や衣類は油のにおいや色がつくので、汚れても大丈夫なものを用意しましょう。
  • 小さな子どもが遊ぶような場所はありますか?

    • 残念ながら近くに遊具のある公園や遊べる施設はありません。
      豊富町中心街の定住支援センターには室内広場や学童保育、図書室、絵本コーナーがあります。 また、町立保育園は、平日の日中、保護者同伴の場合に限り湯治でお越しのお子さんを対象に無料で開放しています。その他にも餅カフェ「わが家」(豊富)、生涯学習センター(幌延)、宗谷ふれあい公園(稚内)などがあります。詳しくはコンシェルジュまで。いずれにしても、送迎などはないので公共バスやレンタカーなどをご利用ください。

豊富温泉までのアクセス・宿泊について

  • 豊富温泉までの行き方を教えて下さい。

    • コンシェルジュ・デスクでは、主要な空港を中心に、豊富温泉までのアクセスの仕方(航空機、電車、バスの乗換案内)をご紹介しています。
      「豊富温泉へのアクセス」についてはこちら こちら
  • 周辺のバス、バス停の場所を教えて下さい。

    • バスは夏期冬期、不定期で変更がある場合があります。予めコンシェルジュ又はバス会社(沿岸バス、宗谷バスリンク)にご確認の上、ご利用ください。
      「豊富近郊の交通機関」については こちら
  • 宿泊施設はどんなところがありますか?

    • 主な宿泊施設は温泉街に5軒(うち2軒は自炊)、中心街に2軒あります。
      「宿泊施設」については こちら
  • なるべく安く行く方法はどの様なものがありますか?

    • 本州から来られる方は、航空券が高くて...という方が多いと思います。ANAは早割、旅作(ツアーパック)などで比較的安く取ることができます。また稚内空港ではなく、LCC(格安航空)で新千歳や旭川経由で来ると、安くなります。札幌や旭川からが長旅なので、体の具合が悪い時は避けたほうがよいかもしれません。
      「豊富へのアクセス」については こちら

その他

  • 温泉のお湯を自宅に送ることは可能ですか?

    • ふれあいセンターでは、豊富温泉に来られた方に限り、有料でお湯をお分けしています。詳しくは、ふれあいセンター又はコンシェルジュ・デスクまでお問い合わせください。
  • 各旅館の泉質に違いはありますか?

    • 基本的な泉質は同じですが、各宿泊施設の浴槽設備等の違いで、若干浮いている油膜の量、お湯の温度が違ってきます。お肌の状態やお好みにより、宿泊先のお湯中心のご利用で湯治を続ける方もおられます。
  • 温泉の混雑する時期はいつ頃ですか?

    • 比較的まとまった時間が取れる連休(5月、9月の連休や年末年始)、お子さんの夏休み期間(7月下旬から8月下旬)は一般のお客様も多くなりますので、どうしても混雑し、ゆっくり湯治したいお客様にご不便をおかけすることが多くなってしまいます。
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