湯治効果に関する調査のお願い
4月から温泉に療養で来られた湯治客の方(2泊以上される方)を対象に
「湯治効果に関する調査」にご協力いただいています。
近年、皮膚病の治療として本州及び道内の皮膚科の先生方からの紹介で来訪される方が非常に多くなりました。中でもアトピー性皮膚炎と尋常性乾癬の患者さんが多くいらっしゃっています。湯治に来られる方が増える一方で、医学的にどのような効果があるのかは、未だ不明瞭なままです。今後、医療機関との連携を深め、患者さんの症状に合わせた湯治の情報提供が出来ればと考えております。
また、「療養型温泉」として多くの皮膚病の方に、温泉を訪れて良くなって帰っていただくために「厚生労働省認定健康増進施設」の認可を目指しています。上記の施設に認定されることで入浴料や交通費などが医療費控除の対象となり、遠方から湯治に来られる方の負担を減らすことができます。施設としての要件が整っていないなど課題は多く、長い道のりですが、少しでも認可に近づける方法を模索しています。
その中で、温泉に湯治に来られる方のこれまでの経過や、どのように温泉に入って、どのように症状が改善していくのか調査を行うことで、患者さんの実情をつかみとり、湯治効果に関する資料や研究の材料として有効活用していきたいと考えております。
なるべく多くの方にご協力いただくことが今後の温泉の発展及びサービス向上につながります。
ご協力のほど、よろしくお願い致します。
なお、調査票の作成に際し、札幌の小林仁先生、東京の藤澤重樹先生にご協力いただいております。この場を借りてお礼を申し上げます。
豊富温泉コンシェルジュ・デスク スタッフ 尾崎滋 奥村歩
ふれあいセンター健康相談員 斎藤真由美
豊富町温泉保養宿泊所「湯快宿」管理人 高橋亮
A4の紙、表裏程度の量です。
上記の3箇所で、お願いしています。
温泉に来られた際は、声をお掛けください。
ご協力ほどよろしくお願い致します。
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