豊富温泉ブログ スタッフがリレー形式で、温泉の日々をつづります。

アトピーフォーラムin豊富2016のふりかえり⑤

温泉活性化協議会 湯の杜ぽっけ 過去の記事

こんにちは!
終わってみるとあっという間だった、アトピーフォーラムin豊富
今年は、アトピーについてとことん語り合える場を作ろう、と実行委員会で準備してきました。
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新たな挑戦。
初日のワークショップも、翌日の講演会&発表会も、どの程度人が集まってくれるのか心配でした。
しかし、ふたを開けてみると、どちらもちょうど良い人数の方々にお集まりいただけました。
初日のワークショップ、どのテーブルも良い語り合いの場になったようで、やってきて良かったと感じました。
翌日の基調講演では、皮膚疾患治療がご専門の上出先生に無理を言って、「語り合うことの大切さ」をテーマにお願いしました。
でもさすが上出先生、自ら主催されている語り合いの場「アトピーカフェ」でのご経験や、現代医療の現場でNBM(Narrative-Based Medicine: 科学的根拠のみではなく患者の語りも重視する医療)がテーマになってきている事なども踏まえて、アトピー以外の方にも向けて興味深いご講演をして頂きました。
今回のフォーラムに一般参加されていた、まさにアトピー治療におけるNBMをテーマに研究されている牛山さん(早稲田大学高等研究所助教授)が、質疑応答の時間に上出先生に質問されていたのも印象的でした。
(ちなみに、牛山さんの出版されている本について過去に当ブログでご紹介しています。よろしければご覧ください→★★★

それぞれのワークショップが充実していたことは、担当スタッフによるフォーラム2日目の発表会でも感じることができましたし、このふりかえりリレーブログでも感じています。

私は、「移住・長期滞在」がテーマのワークショップを担当いたしました。

豊富には豊富温泉があり、多くの方が湯治目的で長期滞在や移住を検討されています。
ワークショップにも、実際に移住した方や、現在移住を検討している方にご参加いただけました。
移住を検討している方からは、移住をするうえで課題となる「仕事」や「家」について質問が出ました。
実際に移住された方に経験談をお話しいただき、移住を検討している方からは、とても参考になったという言葉を頂きました。
その他にも、都会から田舎に移住するということについて、豊富での過ごし方、生活にいくら必要かなどなど、様々に、楽しくまた深くお話ができました。
また、「移住」という言葉が、何か人生の重大決断のようで重いので、もっとカジュアルな「豊富らしい」言葉を作れたら良いよね、という話もでました。
豊富温泉は、HPに「ミライノトウジ」という名前をつけ、デザインや色使いも若々しく楽しい感じにして、「湯治」という何かストイックでシニアなイメージではない、新しい湯治スタイルを提案しています。実際に、豊富温泉にお越し頂くとわかって頂けると思いますが、そんな楽しい感じでやってます!
移住に関しても、何か新しい言葉、作れたら良いな~と思います。良い言葉があれば、ぜひ教えてください^^
もちろん、カジュアルに楽しく移住して頂けるように、実際の受け入れ体制も整えていかなければなりませんが。

豊富温泉は、アトピー湯治の方が多く集まっているので、普段からアトピーについて話す機会は得やすい場所だと思います。
しかし、今回のフォーラムでは、さらにテーマをしぼってワークショップを開催したことにより、より気軽にかつ深く話しやすい雰囲気が生まれたのではないかと思います。
移住や長期滞在は、普段から湯治の方たちと良く話題に出るテーマです。
しかし、今回のワークショップで、改めて新しい視点を学んだり、普段から顔を合わせている移住者の方の体験談を聴いて、改めてそうだったんだ!ということなどが多くありました。とても充実した時間でした。語り合うって、良いですね!
来年ももし同じようにフォーラムを開催することができたら、ぜひ多くの方に、この素敵な時間を体験して頂きたいと思います。

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(写真は本文とは関係ありませんが、10/2に開催した渡り鳥観察ツアーで訪れた、幌延の見晴台から見たサロベツ原野です。こちらのツアーも素敵でしたよ~!)

書いた人
湯の杜ぽっけスタッフ

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