数年ぶりにアトピーが大悪化して改めて感じたこと。
こんにちは。コンシェルジュ尾崎です。
前回のブログからだいぶ経ってしまいました。
1年以上関わってきた温泉の書籍も出版され、ホット一息です。
さて、昨年末から体調を崩してちょこちょこお休みをいただいていることはお伝えしていましたが
年度またいで更に悪化し、なかなか改善せず、かえって迷惑をかけてしまうので
思い切って1月半ば〜2月半ばまで約1ヶ月ほどお休みをいただきました。
今回は休暇中、体調回復に努める中で、感じたこと、実践したこと、を数回に分けてを書いてみようと思います。
温泉移住して6年目になりますが、湯治でいらっしゃるお客さんにたまに質問される、
または、聞きはしなくても心のなかで思っている方もの多いであろう疑問。
「温泉に住んでるのになんで悪化するの?」
はじめて温泉にくる方、そして温泉に藁をもすがる思いで来る方にとって
「良くなっている姿」ほど説得力のあるものはないでしょう。
温泉に湯治に来て、現地にいる人が全然良くなっていなかったら
「本当に良くなるのかな」という気持ちになるのは当然だと思います。
自分が同じ立場なら同じように思うでしょう。
だからこそ、ここ数年はこの疑問を自問自答し、苦しんできました。
「温泉にいるのだから調子が良くて当然」自分自身がそう思い込むことによって
プレッシャーを感じたりしていました。
しかし、今回の悪化を通じて改めて「温泉だけでは良くならない」
ということを実感しました。
温泉が近くにあるからこそ、温泉に入るけれど
本来目指すところは、「温泉がなくても調子を維持できること」。
湯治に来ても、移住してもそれはみんな変わりません。
豊富温泉は間違いなくアトピーに効果のある温泉です。
本当に辛い時に苦痛から救ってくれます。
しかし、だからこそ、「温泉に頼りすぎてしまい、自分自身の体」と向き合うことを
忘れさせてしまうという怖さがあります。
あくまで「温泉は手助けでしかない」。
根本的な解決は温泉と並行して「自分自身で見つける」必要があると
改めて感じます。
豊富温泉に救われた人がたくさんいます。
しかし、その一方で、豊富温泉から卒業できない人がたくさんいるのも事実です。
豊富温泉をいかに使うか。どうう活かすか。をそれぞれ考えられたら良いのかなと思います。
アトピー患者としての「本音」でした。
次回は、その「豊富温泉をいかに使うか」について
「温泉とともに実践していること」について書きたいと思います。
※写真は本文とは、全然関係ない雪の中を自転車で走るスーパーおじいちゃんの写真です笑。
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