豊富温泉の秘密
皆さん、こんにちは
コンシェルジュデスクの髙橋です。
豊富温泉を利用されている皆さん!
突然ですが、いつも皆さんが入っている温泉水がどのようにして管理され、どこから運ばれているかご存じですか??
先日、豊富温泉の井戸の管理を行っている鉱山事務所の方々にお話を伺う機会を作って頂いたので、コンシェルジュ・デスクのみんなで行ってきました。
まず、鉱山事務所ですが、実はふれあいセンターの隣にあります。
私も、行くまでは何の建物か知りませんでした(^-^;
そこで働いている従業員の方たちが、豊富温泉に来たお客さんたちが毎日温泉に入れるように、ほぼ365日、温泉の井戸の管理をしてくれています。
温泉は一つの井戸だけではなく、複数の井戸から温泉水を汲み上げ、供給しています(だから管理も大変)。
しかも、すべてふれあいセンターの隣にあるのかと思っていたら、スキーロッジの所や大規模草地の付近など意外とバラバラに点在していました。
井戸の側に行くとお湯がゴウゴウ流れている音がして、配管を触るとほんのり温かかったです(^^
お話を聞いていて、一番思ったのは、自然というものを相手にしているため、突発的に起こる不具合も多く、先が読めない難しさを感じました。
例えば、地震が起こった後には、温泉のお湯の量や質も変わったということや、多くの方が気になっている油の量もここ数年で減っているということでした。
また、豊富温泉の泉質ならではなのか、配管が一年経つと含要物がたまることで徐々に細くなってしまい、通せるお湯の量がすくなくなってしまうため定期的に掃除をしなければいけないということも教えてもらいました。
まさに人間の身体で言う動脈硬化!!なんせ油入りのドロドロのお湯が流れているので…
ふれあいセンターに来ると、どうしても人工的なものと思ってしまいますが自然の生んだものであるということを改めて思いました。
毎日、温泉として心地よい温度で入れるようにするには、様々な人たちの働きがあるということを、特に、井戸を管理してくれている鉱山事務所の職員さんは、湯治で来られている方と直接関わることがないため、ぜひ温泉に入る皆さんにも知っていただきたいなと思いブログでシェアさせて頂きました。
そういいつつも、私自身いつも当たり前にあるもののように温泉に入っていましたが、説明を聞いたその日は、どのようにして温泉水が管理されているのかを初めて知って、なんだか感慨深いというか感謝だなと、そういう気持ちになりました(-ω-)
鉱山事務所の職員の皆様には、色々と貴重なお話をしていただきました。そして、いつもお湯の管理等、ありがとうございます !
ふれあいセンターの敷地内にある観音様。
どこにあるでしょうか?
見つけた人はもれなく良いことがあるかもしれません…(^^♪