サロベツが心を癒す♪
こんにちは、コンシェルジュデスク片桐です。
ここ最近いい天気が続いていますね!
そんな先週の21,22日豊富町観光協会主催の豊富町民限定モニターツアー「地域の魅力再発見!サロベツが心を癒す」に参加させていただきました。
改めて地元の魅力を再発見するいい機会となりました。
日程としては一日目は防波堤ドームから旧瀬戸邸、昼食を挟んで北門神社、抜海でアザラシを観測、その後幌延へ移り、金田心象書道美術館へ。その後は一番のお楽しみ!!??ニュー温泉閣ホテルさんへ。豪華な夕食と温泉を余すことなく堪能。
二日目は普段は木道しか歩けない雄大なサロベツ原野をスノーシューで爽快に、豪快に歩くレジャー体験を。
そんな素敵なツアー内容でした。天候にも恵まれ全てを満喫できました!
綴りたいことは山ほどあるのですが今回は移住してからずっと気になっていた稚内駅から徒歩五分くらいの所にある「旧瀬戸邸」に焦点を絞ってお話ししたいと思います。
昭和20年代から40年頃の稚内は優れた漁場であり底引き網漁の前線基地として活気に満ち溢れていました。「旧瀬戸邸」とは、昭和27年瀬戸常蔵という底引き網漁の親方の住宅として建てられました。
戦後間もない昭和の建築物が内装もきれいなままで保存されており展示物などからも稚内の漁業の歴史を垣間見ることが出来ます。明治や大正を思わせるようなレトロな装飾や雪国ならではの家の造りにとてもワクワクしました。家の隅々までを案内してくださる案内人の方のお話もとても上手でタイムスリップしたような気持ちにもなりますよ♪
国の登録有形文化財にも登録されている貴重な建築物です。
「旧瀬戸邸」外観↓(頭切れているけど、銭湯のような煙突が立派でした)
建物内はレトロな雰囲気でとても素敵でした。(内部も写真撮影OKです)
茶室の写真は撮り忘れましたが、茶室では年に数回海外の方を招いてお茶会をするそうな。(去年からはコロナの影響で開催できてない様です)あんなところでお茶を頂けたらきっと格別なんだろうな~♪
そしてこれ↓なんだと思いますか?
枝?角?
正解は、サンゴなんです!「海松」といい北方の深海300~1000メートルに生息するサンゴなんです、って。
木の枝かシカの角にしか見えなかったのです。特にコレ↓
左がサンゴで右がシカの角。面白いですね♪
映画のロケ地としても使われていた「旧瀬戸邸」、北の三部作として製作された最終章、2018年に公開された「北の桜守」。
吉永小百合さんと堺雅人さんがこの邸宅の一室で回想シーンを撮影されたようです!
案内人の方のお話の上手さも相まってとても充実した時間を過ごすことが出来ました。
冬季間におきましては営業の有無等をお電話でご確認の上見学に行くことをお勧めいたします。
全工程を通して大満足だったサロベツツアー、もっともっと多くの町民の方にご参加いただきたかったなと心から思います。
他の温泉スタッフも参加しておりますのできっとその他の内容は近々UPされるんじゃないかな~と思いますのでどうぞご期待くださいませ♪
それでは今回はこの辺で。