豊富温泉ブログ スタッフがリレー形式で、温泉の日々をつづります。

周りの理解と支え

ゲスト

こんにちは。岸です。

時がたつのもはやいもので、気が付けばもう3月になりましたね。

卒業された方や、入学を控えている方、就職する方等新しい環境に向かって準備している方が多いのではないでしょうか?

私も3月22日までの任期満了まで、刻々と近づいてきており、日々を噛みしめながら過ごしております。

さて、今日はコンシェルジュデスクでの現場で聞いたお話を紹介させて頂こうと思います。

 

 

 とよとみ温泉に湯治に来られているある女性とそのお母様と話をさせて頂いた時のエピソードです。

その女性は、アトピー性皮膚炎で苦しまれており、短期間の休みをとり『とよとみ温泉』にお試しで数回来られていました。

当然、仕事をしていた以上長期間のお休みを取る事も難しく、理想的な湯治期間を確保する事もできず、とよとみ温泉を後にしたそうです。

しかし、その短い湯治期間で御自身の皮膚と『とよとみ温泉の泉質』の相性が合うという事を認識し、それを御家族にお話をしたそうです。

それを聞いた母親様が、娘様の職場に電話をし、長期間の休暇を確保してもらえるように嘆願したらしいのです。

 我が子が少しでも良くなればという親の温かい心つかいと、我が子を救いたいという熱意の現れが伝わってきました。

そして、母親様は『とよとみ温泉に賭けなさい!』と娘様の背中を力強く後押ししたと語ってくれました。

  そうです。そこには、周りの理解と支えがあったのです。

 

おそらく、とよとみ温泉については知っていても、仕事や高い旅費や滞在コストを考えれば、行きたくても行けないという方もおられるでしょう。

仕事の休みをとれないという方は、来たくても来れない方もおられると思います。

 

一個人として、アトピー性皮膚炎や乾癬という皮膚疾患で長年悩み苦しみ、行動が制限されてしまう方が実際にいて、そのような人達の症状緩和に『とよとみ温泉』がどう理解されるかも重要ですし、職場や周辺の方達に、その本質である症状についての理解がもっと進まなければならないと痛感しております。

 やはり、身体が資本です。身体が健康であってはじめて行動を移せるわけです。

ですから、上記のエピソードのように、母親様が後押しして、長期間の湯治期間を確保したという女性や、上司が「行ってこい!」と強く後押しされてきたという男性もいて

みなさんそれぞれ、「周りからの強い後押しがあったから来れたんです。」と口をそろえて仰っておりました。

 

人はひとりでは生きていけません。家族や友人・同僚・上司等、誰かの支えや理解によって、後押しされて決心した方もいるのです。

 

日本最北端の稚内から南に約40数キロ行ったところにある『とよとみ温泉』。

 

 

偉そうに大きく言いはれませんが、人をつなげ、何か人の役にたてればと思いながらスタッフ一同、頑張らせて頂きますので

 

細かい意見や要望がありましたら、お伝えくださいm(__)m

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