豊富温泉街の花たち
こんにちは。コンシェルジュデスクのいまいです。
5月に入り、だんだんと緑が深くなっている豊富温泉です。
ただいまたんぽぽの季節で、豊富温泉では多くのたんぽぽを見ることができます。
タンポポの花は朝に開き,夕方になると閉じるようで、散歩を朝夕していると、まったく違った光景になるので面白いです。
【朝のたんぽぽ】
【夕方のたんぽぽ】
さて、最近散歩をしていると、色とりどりのお花をたくさん見ることができるようになりました。
というわけで、今回は最近豊富温泉街で出会ったお花のご紹介をしてみたいと思います。
トップバッターは、エゾエンゴサク。
漢字で書くと蝦夷延胡索。心なしか漢文に見えます・・・。
青というよりは水色や白に近い色で、トランペットのような形が特徴です。
もともと花言葉がなかったそうですが、富良野を舞台にしたドラマ『風のガーデン(倉本聰脚本)』の中で、『妖精たちの秘密の舞踏会』という花言葉がつけられたそうです。
お次はムスカリ。
鮮やかな青紫色でぶどうの房のような花の形が特徴です。
『葡萄風信子』という和名がついており、見た目の美しさとは裏腹に丈夫で耐寒性が強いそうです。
こんなブドウ味のキャンディーがあったら、思わず買ってしまいたくなりそうなかわいらしさです・・・。
次はワスレナ草(勿忘草)。
青や白、ピンク、紫、白、黄など多彩な色があり、花の中心に白と黄が入っており、花びらが丸いのが特徴です。
暑さに弱く、花を咲かせるとすぐ枯れてしまうそうですが、ヨーロッパでは喘息や気管支炎などに効果があるとされ、シロップ薬として用いられることもあるそうです。
お次はピンクのシバザクラ(芝桜)。
名前のとおり、芝生に桜の花がひろがっているように見えます。
この写真は花が少ないですが、花の数が増えると花絨毯のように見えとても綺麗です。
次はラッパスイセン(喇叭水仙)。
花の色は黄色や白が多く、中央部分がラッパのように突き出しているのが特徴です
ちなみに水仙の由来は、そのたたずまいが仙人をを思わせるところからきているそう。
最後はアミカサダケ。高さは15cmほどで、凸凹の網目状のカサが特徴です。
変わった見た目のきのこですが、フランスではモリーユと言われ、人気の食用キノコだそうです。
ビジュアルにインパクトがあるため、散歩中にアミガサダケを見つけたときは驚きました・・・。
豊富町の道端にお目にかかるとは・・・。
以上豊富温泉街で散歩中に見かけた花たちをご紹介させていただきました。お散歩される際の参考にしていただければ嬉しいです。
サロベツ湿原センターさんでは、豊富温泉街よりもたくさんの花や植物を見ることができます。
時々イベントなども開催されているようですので、ご興味ある方はぜひ♪