なぜ起こる?慢性疲労について学ぼう
こんにちは。コンシェルジュデスクのいまいです。
先日、豊富町で開催された『元気体操スクール』の講演会に参加させていただきました。
講演会の内容は『なぜ起こる?慢性疲労について学ぼう』です。
最近なんだかよく分からないけれど身体のだるさを感じる私にとっては、前のめりになる興味津々の内容です。
疲れやすさは年のせいだと、半ば強引に見て見ぬふりをしていましたが、疲労について理解するとても良い機会となりました。
講師は札幌在住の理学療法士で公認心理師の山下翔平先生。
講演は専門的なのに分かりやすく、なるほど~と思うことがたくさんあり、楽しいあっという間の90分でした。
ぜひ皆さんにも直接講演を聴いていただきたかったところですが、素人の私なりに理解した内容を簡単にご紹介するとこんな感じです。
【疲労とは】
疲労は休みのサインで、過剰に活動しすぎて病気になるのを防ぐためにあるんだよ。
疲労は神経系、免疫系、内分泌系などが関与しているらしい・・・。
【疲労の種類】
疲労には、生理的疲労と病的疲労があるよ。
生理的疲労は、一晩ぐっすり眠ったり、休息をとることで回復できる疲労。
病的疲労は、休息をとっても回復しない疲労。病的疲労は注意が必要!
また、肉体疲労と精神疲労っていう分類の仕方もあるよ。
【疲労と自律神経の関係】
健康は自律神経のバランスが肝だよ!
自律神経には、活動する時に働く交感神経と、リラックスした時に働く副交感神経があるよ。心身をいい状態に保つためには、自律神経のバランスを整えることが大切!
ちなみに自律神経を交感神経と2つの副交感神経(腹側・背側)に分類することもできるそう。(なんと副交感神経は2種類に分けられるのか・・)
【疲労の解決策】
肉体的な疲労は、身体を休める(睡眠)ことや、血行を改善するために運動することが大切!
精神的な疲労は、自分にはどんな特徴があり、どんなことをストレスと感じたり、どんなストレス解消や気分転換が合っているのか、自己理解をしておくことが大切!
また、他人を理解したり、相手の立場に立って物事を考える他者理解は、人とのよい関係性育んだり、安心安全の場を広げることになるので、心身の安定にとてもよい!
【まとめ】
・自分の身体のサインを見逃さずキャパに合せた活動するべし!
・自分の疲労を自分で見分けられるようになるよう自分の感覚を磨こう!
・交感神経と副交感神経を適度に働かせることが大切。頑張りやさんは上手に頑張り、もっと頑張った方がいい人は適度に頑張ってみよう!
・ストレスをよくするも悪くするも自分次第。受け取り方を勉強するといいみたい!
こちらの写真はワークの風景。たまたま偶然隣り合わせた豊富町にお住いの方々とお知合いとなる良い機会となりました。
今回の講演では、疲れのサインを見逃さず、適切なケアをすることの大切さを再確認させていただきました。
学んだことを日々の生活に活かしていきたいと思います。
豊富町では、今回のような講演会のほかに、健康増進事業として、ヨガや元気体操、リズムボクシング、また、キッズ限定・女性限定・男性限定のいろいろな運動講座(とよとみスポーツCLUB)が開かれています。
豊富町民だけでなく、湯治で豊富町に来られた方々も参加することができますので、
ご興味ある方はぜひ!とってもおすすめです。➡とよとみスポーツCLUB
直接参加していただくことで、より自分の健康や身体の状態を見つめる良い機会になると思います。
山下先生、まなみんさん。素敵な企画に素敵な講演ありがとうございました。
以上、コンシェルジュデスクのいまいでした。