湯治とはなんぞや?という方
こんにちは。コンシェルジュデスクの宮崎です。
先日、初めて豊富に湯治に来られた方が「湯治って本当に効くのかな?」とお話されていました。
そこで今回は、私自身の経験をもとに「湯治」について書いてみたいと思います。
そもそも「湯治」という言葉自体、温泉地に馴染みのない方にとっては「???」かもしれません。
(実際に「ゆち」って読んでいた方もいました💦)
私も地元・大阪の友人に「湯治しに北海道へ行く」と話したとき、
「湯治って、おじいちゃんとかがやる・・いにしえの治療方法ちゃうの?ほんまに効くん?」なんて言われたことがあります。
ま、まぁ……そう思いますよね(笑)。
たしかに、温泉で体を治すなんて、薬での治療が当たり前になっている今では、なかなか信じにくいものです。
私自身も最初は半信半疑で、「とにかく少しでも楽になれば…」という藁にもすがる思いで来てみた、というのが正直なところでした・・。
結果としては、私には感動するほど効果がありました。
脱薬してからというもの、食事制限・漢方・キネジオロジー・ホメオパシー・汚血カッピング…といろいろ試してきましたが、なかなか炎症が治まらなかったんです。
そんな中、豊富に滞在して10日ほど経った頃から、痒くて眠れなかった夜に眠れるようになりました。
そうなると一気に回復の波に乗り、どんどん身体が楽になっていきました。
初めての湯治は21日間の滞在でしたが、後半には赤みも痒みも落ち着いて、スイーツやコーヒーも楽しめるくらいまでになっていました。
薬を使わずにここまで良くなるなんて、本当に驚きでした。
ただし、温泉はあくまで「サポート」。普段の生活習慣を大事にすることが基本ですが、その上での温泉のサポート効果は、かなり大きいと私は感じています。
もう、自分のケアだけではどうにもならないかも…という炎症の気配を感じたときや、すでに悪化してしまっている場合でも、こちらでしばらく療養すれば落ち着いてくるかもしれません。
もちろん、薬ではないので、生活習慣や日々の自己管理は欠かせません。
でも、その分、自分の体と向き合いながら整えていく感覚が得られると思います。
ここは本当にのどかな“ど田舎”ですが、空気がきれいで、景色もとてもきれいです。
静かな環境で、心も体もゆっくりと休められる場所だと思います。
ご興味があれば、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

なぜかのどんより曇り空ですみません(笑)










