飛来
先日、渡り鳥を見ました。
オオヒシクイでしょうかねぇ~
自慢じゃありませんが私の視力はハンパなく低いので
「あれはカラスじゃないな」
「あれはスズメかな」
という程度に、近距離まで来てくれるやつ以外、まったく判別つきません。
旅館の玄関を出てふっと見上げると東の空から西の空へV字の編隊が。
あっという間に飛び去ってしまったので写真はとれませんでしたが 見とれてしまう飛来風景でした。
先頭の人、じゃなくて鳥にみんなついていってるけど
あれってどういう仕組みなんだろう?
ゆらゆらと形がくずれることがあっても戻っていく
迷子になる子はいない。
もちろん事前に飛行ルート打合せしてるわけじゃないしなー
もちろんテレパシーで先頭の考えをみんなが読んでるわけでもないだろうし。
人も あんなふうに強い絆の集まりで 集団になってもいつも同じ方向に飛んでいけたらいいのに。
きっと先頭が正しいルートを飛ぶだけではだめなんだろう。
みんなが迷わないように、先頭は自信をもって飛び
両サイドも行く先を理解し
最後尾は遅れが出ないように目を配り
そしてその一団が確固たる信頼関係を持っていないと飛べないだろう。
なんだかそんなふうに思った秋の日の朝でした。