アトピー性皮膚炎講演会in北海道に行って来ました。
ご無沙汰してます。スタッフSです。
先週の土曜日9/22に札幌で行われた
「アトピー性皮膚炎講演会in北海道」に行って来ました!
というのも、主催のatopicさんからチラシを置かせて欲しいとの打診から始まって、スタッフさんから「是非豊富温泉からも参加して欲しい」とのお誘いを受けて今回、参加することになりました。
考えてみれば今まで、コンシェルジュとして豊富以外でのイベントなどに参加したことはなかったので
いい機会だな、と。
これからは、可能な限り参加して行こうと思います。
豊富温泉からは湯快宿管理人、健康相談員、コンシェルスタッフSで参加しました。
札幌まで車で日帰り往復10時間弱というハードスケジュールでしたが、講演会の内容はもちろん、お世話になっている先生方や、札幌から湯治に来られているお客さん、前のコンシェルスタッフにも再会できたりとかなり充実した1日でした。美瑛の山辺の家族のオーナーさんも来られてました。
会場には100人以上が来ていて超満員!
主催のatopicの皆さん、お疲れ様でした。
今回は「脱ステロイド・脱保湿療法」を治療の基本とする皮フ科の先生方、大阪の佐藤健二先生・佐藤美津子先生東京の藤澤重樹先生・埼玉の水口聡子先生の4人の講演でした。
今回の講演会の内容としては、
第一部が赤ちゃんに関すること(藤澤先生・美津子先生)
そしてお子さんが脱ステ脱保湿されたお母さんの体験談。
第二部が成人アトピーに関して(佐藤先生・水口先生)
そしてご自身が脱ステ脱保湿された方の体験談。
特に印象に残ったのは、体験談でした。
参加者はご自身がアトピーの方やその親御さんなどが殆どで実際にアトピーを克服されている方の体験談にはさぞ、勇気づけられたことだと思います。
コンシェルジュとしては、最近お子さんがアトピーでお母さんが一緒に来られる方が多く、お子さんの場合にどの様に温泉に入ったらいいのかなどの湯治相談を増えたこともあり、今回勉強させてもらいに、参加しました。
しかし、思いもよらず一番前の「関係者席」に案内されて、ご丁寧に来賓として紹介されてしまって若造でペーペーの私は冷や汗モンでした(苦笑)
さて、豊富温泉には、ステロイドを使っている方も脱ステロイドした方も来られますが、ここ何年かは、今回も講演していただいた東京の藤澤先生はじめ愛知の岩田先生、広島の隅田先生を中心にステロイドを使わない皮膚科医の先生方からの紹介で来られる方が多いので、脱ステロイド派の方が多いです。
温泉の総合案内所のいちスタッフという立場としてどちらがいいということはできませんが、アトピー患者であり脱ステ経験者としては「薬を使わずに済む」というのはいいことなのかな、と思います。
ステロイドを使うにせよ使わないにせよ根本的なアトピー治療、完治への道というのは基本的な生活習慣やストレス、食生活、環境なのだと思います。
脱ステ後のリバウンドにしろ、普通のアトピーの悪化にしろ辛いのは確かですし、悪化した時にどうしたらいいのか途方にくれている人はたくさんいる。自信をなくして、どうしたら良いのか八方塞がりになってる方も多いと思います。
そんな人達に、是非豊富温泉に来てほしいな、と思います。
じゃあ、つまり温泉来たらアトピー治るんだ!と期待される方も多いかも知れませんが
残念ながら、そんなことはありません。
温泉「だけ」ではアトピーは治りません。
そんなに簡単ならとっくにみんな治ってます。
何かに治してもらおうと思ってるうちは無理なんだと思います。
あくまで個人的見解ですが、あくまで「手助け」。
お医者さんだってそうです。
「自分で治すための手助け」でしかない。
いろんなものに頼らずに自らの力でコントロールできるようにする。そうやってみんな頑張ってると思いますがなかなかうまく行かない。そういった中で精神的にもやられて頑張る気力さえ失われる。
そういった時に、「もう一度自分で頑張れる状態まで持っていってくれる」のが豊富温泉だと思っています。
ここは北海道の北の果て。
都会みたいに遊ぶものはなんも無いです。
でも、都会で疲れた心と体をリセットしてくれる
温泉、自然、同じ悩みを持つ仲間に相談できる環境、地元の人の優しさがここにはあります。
一人で苦しんでいる人には是非ここを知ってほしい。
そんな風に、今回の講演会に行って、内容と全然違うことを考えていたスタッフSでした(笑)
長くなってすみません。今後も自称豊富温泉広報担当として、豊富温泉の良さを多くの人に知ってもらえるように頑張りたいと思います。
ブログもしっかり書きます!
facebook、mixi、twitterも見てね!
アディオース!チャオ!再見!