及川さんちのどさんこ牧場(仮)オープン準備中。
今週の日曜日に温泉街で牧場を経営されている及川さんの牧場におじゃましました。
今回呼んでいただいたのは、及川さんの牧場でふれあい牧場と引き馬体験を始めたいということでご相談を頂きました。
温泉に観光や湯治で来られる方を対象に気軽にふらっと寄って馬たちと触れ合ってもらえるような
素朴な牧場を作りたい、せっかく北海道に来るのだから喜んでもらえるような体験をさせてあげたい
ということでした。
日曜日はまず、及川さんのところの牧場を見せていただくということで
豊富周辺で何箇所も管理してらっしゃる牧草地を案内して頂きました。
豊富牛乳ブランドの豊富町には酪農家さんがたくさんいますが、馬を飼ってらっしゃる方はほとんどいないそうです。
実際、豊富で牛はあちこちで見れても、馬をすぐに見せてもらえるのは及川さんのところだけかも。
温泉から一番遠いところで、車で30分ほど。
牧場に着くと馬たちがたくさんいました。
及川さんのところの馬の殆どはいわゆる「どさんこ」。
「どさんこ」は北海道和種と言われる日本在来馬なんだそう。
明治以降、特に日清・日露戦争の後、国策としての軍馬増強のために馬匹改良が行われて、馬格の大きい洋種馬との交配によって大型化される中
離島や岬の先端など、主として交通が不便な一部地域には、外国産馬(洋種馬)の血がほとんど入らずに元の小さめの馬が今も残っているんだそう。
それが、日本在来馬。日本在来馬の一つが「どさんこ」だそうです。
実際に牧場に見に行った馬たちは競馬で見るようなサラブレットのようにでっかい馬は少なく親馬でも可愛らしい可愛らしい馬が
ほとんどでした。
この日、牧場を及川さんと案内してくれたのは
温泉湯治をきっかけに今年の4月から及川さんの牧場で住み込みで
働き始めたすみれさん。
馬のお世話や牧場の管理などを及川さんのアシスタントとしてお仕事をされてるそうです。
今回のふれあい体験や引き馬体験も彼女が担当するそう。
これから、どんな風にやっていくか、現在いろんな方にお話を聞いたりして思案中だそうです。
右の方に歩いてるのがすみれさん。
ちょうど言った時にお乳を飲んでるところに遭遇。
親子で颯爽と走る姿はやっぱり馬独特です。
牛のノソノソとは違って、トットットッってある姿が凛々しいなぁ。
のんびりと草を食べる姿に癒やされます。
牧場に行って思ったのは、思った以上に虫が少ないし
馬糞の匂いが全然しない!
そして馬の性格にもよるみたいだけど、とっても人懐っこい馬もいて
ずっと近くにくっついてくる馬がいてとっても可愛かったです。
とってもおとなしいので、手で触ることも出来ました。
ただ、一つだけ注意なのは群れの中に入っちゃダメ、とのこと。
人間を蹴飛ばしたりすることはまずないのだけれど、群れの中に入ると
馬同士の蹴り合いに巻き込まれる可能性があるので厳重注意!
とのことです。
これ、ズームしてません。可愛い目が撮れず残念(´・ω・`)
この日一緒に行った、観光担当高木さん。広い牧場で、鳥の鳴き声しか聞こえない
空間がなんとも北海道らしさ満載で癒やされました。
仔馬が気持ちよさそうに寝てたんですが、起こしちゃったみたい。
牧場はどこも馬たちがお水を飲めるように川沿いにありました。
水を飲むシーンにも遭遇!こちらは臨場感ある動画で!
とにかく、温泉のすぐ近くで牧場体験ができるのは嬉しいですね!
せっかく北海道に来たら北海道ならではの体験がしたい!という方も多いと思います。
湯治の合間にふらっと牧場へ行って、癒やされて、なんて日も近い!?
今後の展開に乞うご期待!
ということで、以上、牧場レポートでした。
ふれあい体験や引き馬体験は6月半ばから半ば頃にOPEN予定で考えているそうです。
また、進捗状況などブログでお知らせしたいと思います。
ではでは、また。