探検!新しくなった川島旅館
日本最北の温泉郷である、豊富温泉。
1926年にお湯が出てから、今年で開湯90周年を迎えます。
メモリアルイヤーということで、取り上げられる事も増えてきました。
例えば【北海道ファンマガジン】。素敵な文章を書いてくれています。
http://pucchi.net/hokkaido/closeup/toyotomihotspring.php
【けいざいナビ北海道(TVh:テレビ北海道)】にも取材を受けました!
6月19日(日)11:30~の放送で、取り上げていただきます。
この豊富温泉で、1927年に開業した最も古い宿泊施設の川島旅館。
今年の7月26日に、リニューアルオープンします!
どんな雰囲気の旅館に変わるか楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
川島旅館では、チラシを配布して、どんな計画なのか、お知らせしてくれています。
少しづつ内部も完成してきたということで、
オープン前ですが、新川島旅館を少し見せて頂きました。
まずは外観。
豊富温泉の、新しい風景が作られつつあります。
ふれあいセンターの外観とも調和していますね。
山小屋風の、おしゃれな外観です。
木でできた大きな玄関ドアを開けて、いざ内部へ。
中には、無垢の床材が張られた、気持ち良い空間が広がっていました。
新築なのに化学物質の刺激臭が全くしません。
ホルムアルデヒドを使用しない天然素材を使用して建築されたそうです。
フロント
白い壁と木目がおしゃれですね。やわらかい丸い形も素敵ですね。
団らんスペースには、素敵な暖炉が設置されていました。
今まで以上に、みんなの憩いの場になること間違いなし!
団らんスペースの脇には、小さな窓や覗き穴のついたスペースが!
さてこのスペースは何でしょう?♪
それでは、いざ宿泊のお部屋へ!
10部屋ある一人部屋です。
気持ちよさそうな無垢の床。
シンプルなお部屋ですが、湯治などで来られる方には十分だと思います。
窓の下は、パソコンなどしやすそうなテーブルとして使えます。
ベッドやスツール等はこれから入るそうです。
廊下も白い壁と白木の無垢床材で統一されていて、明るい雰囲気です。
部屋のドアに貼られた壁紙は、一つづつ異なっていました。
色で、自分の部屋を見分けられるようになっています。
ウィリアム・モリスのデザインなどを取り入れているそうです。
ウォッシュルーム。水回りも全て新品。気持ちよさそうです。
この鏡、見覚えのある方も多いのではないでしょうか?
実は、川島さん、元の旅館の雰囲気も残したいということで、なるべくリユースされています。
リユースされているのは、鏡だけではありません。
天井の照明、本棚、襖など、「懐かしい~」という方も多いのではないでしょうか。
こうしたものが、ただ新しいだけではない、どこか懐かしいあたたかい雰囲気づくりにつながっている気がします。
リユースの例は、食堂でも見られました。
食堂のテーブルやベンチに使用されていたのは、建築の足場に使用されていた木材。
立派な木なのでもったいないと思い、活用することにしたそうです。
食堂には、二階席もありました!
吹き抜けの気持ちいい空間でした。
こちらの食堂では、宿泊者以外でも利用できるブランチを提供されるそうです。
楽しみですね!
続いては、いよいよ温泉へ!
石が貼られた、高級感あるお風呂でした。
そして、豊富温泉唯一の露天風呂!
まだ外の塀などが作られていないので、入ってみた雰囲気が分かるのはこれからですが、楽しみです。
お部屋は、一人部屋以外に、二名部屋が5部屋、4名までのデラックス部屋が2部屋あります。
こちらはデラックス部屋。
室内に、トイレや手洗いがついています。
ベランダもあり、そこから専用露天風呂に降りていくことができるそうです。
二階の通路の壁には、本が置けるようになっていました。
また川島旅館が、たくさんの本が用意された居心地の良い空間になるのが目に浮かびます。
二階からの眺め。暖炉の前にはL字ソファーが用意されるそうです。
新しい川島旅館。
もちろんいろいろ綺麗に新しく変わった面もありますが、
部屋はシンプルにして、共有スペースをゆったりと居心地の良い空間にすることで、自然と人の交流が生まれるようにデザインされている所に、
玄関入ってすぐのソファーでいつもいろんな人が自然と交流していた川島旅館の雰囲気は変わらないのだろうな、と感じました。
川島旅館のホームページは、すでにリニューアルオープンしています。
もうかなり人気のようですよ。ご予約はこちらからお早めにどうぞ!
http://kawashimaryokan.co.jp/