果てしない大空と大地と牛のそばで
本州では梅雨に入り、関東地方など本日32度の気温、おまけに大型台風接近中…。
そして、豊富はなんとお昼でも外気温10度!
大広間は迷うことなく暖房スイッチオンで、ばっちりストーブ稼働中です。
お風呂上りはほかほかですが、そのまま外に出ると一気に体温が奪われてしまいます。
日本は四季があるからこそ他のところには無い景色の変化も楽しめるのでしょうが、こうも変化が激しいとなかなか体が追い付かないですよね。
先日お天気がそこそこ良かったので、ちょいと寄り道して帰りました。
白ごま粒がパラパラと。
びゅーーっと車を飛ばした先、ごま粒は乳牛へと変化しました。
町営の大規模草地(おおきぼそうち)です。
豊富温泉から車で数分、でも山坂あるので自転車は結構しんどいですし、徒歩だとさらにしんどいですが、1500haの広大な牧草地に「これぞ北海道」な光景が広がっています。
町内各農家さんから預かった育成牛が約1500頭ほど冬まで過ごします。
広々とした中で牧草をたくさん食べて大きくなるのです。
冬になれば皆帰るのかと思いきや、担当者の方にお聞きしましたら1000頭ぐらいは帰らず大規模草地内の牛舎で過ごすそうです。
セイコーマートさんの牛乳としてもすっかりおなじみになっている豊富牛乳の源の一つに放牧酪農があります。
広々とした牧草地を自由に動くことで足腰が鍛えられるのも利点の一つのようですが、その分牧草地の管理はより慎重になります(異物が混ざると誤飲やケガにつながります)。
のんびり草をもぎゅもぎゅしている姿を守るには、そんなご苦労もあるのですね。
昨夏も豊富温泉に訪れる方々をなごませてくれた川島旅館さんのもーもー君が、満を持して再び登場しました。
昨年の「(ボ)ギーちゃん」より色味がはっきり、お顔も何となくきりっとしている印象です。
きっと近々写真もアップされるでしょう(だれかなー)。こうご期待。