あと10日で2018年も終わりです。最後のお知らせ。
ご無沙汰しております。ブログを書くのは久しぶりになります。
秋ごろお腹の調子を崩してから、皮膚の状態も優れないまま、ごまかしごまかし日々を過ごしていました。ですが・・・ついに休息が必要だと感じ、最近はちょこちょこっとお休みを頂いていました。
ふと、今後の自分を想像し「どうなりたいの?」「何をしたいの?」と問いかけてみました。自分自身と向き合うのはものすごく久しぶりでした。
いつからか答えは決まっていたような気もしますが、決断には勇気が必要でした。
7年8カ月。豊富町へ移住し、コンシェルジュ・デスクスタッフとして働き始めてこんなにも長い時間が経過していました。
「湯治のお客様が快適に過ごせるためには何が必要だろう?」
「自分たちには何が出来るだろう。」
そんな事を、コンシェルジュ、健康相談員、ふれあいセンタースタッフ、湯快宿管理人、湯の杜ぽっけスタッフ、温泉宿泊施設関係者とで相談をしながら日々を過ごしてきました。
7年前には考えられなかった、シェアハウスや宿泊施設、湯の杜ぽっけ、温泉利用型健康増進施設などなど・・・様々な施設も出来、温泉街は大きく変化しています。きっと更に湯治のお客様が快適に過ごせる場所に、今後発展していくのだと思います。
その変化を間近で見ることが出来、ほんの少しでも携わることが出来たことを誇りに思います。今後は、少し離れた場所でいち湯治客として応援させて頂きたいと思っています。
湯治に来られるお客様が訪れた当初よりも明らかに表情が明るくなり、症状も改善し帰っていくことが何よりも嬉しい瞬間でした。
豊富温泉では、お別れするお客様に「また来てね」とは言えません。
温泉を訪れるということは多くの場合は体調が悪化して訪れるということを意味するからです。ですが、体の調子が良くても定期的に訪れる方や観光がてら遊びに来て下さるリピーターの方も多くいらっしゃいました。
「あゆみちゃんとまた会えて良かった。」
そんな風に言ってもらえる事がすごく嬉しかったです。今後はそんな機会がなくなってしまうのかと思うと少し切ない気持ちにもなります。
今まで長い間、本当にお世話になりました。沢山のことを学ばせて頂きました。
いつも温かく支えてくれた温泉スタッフのメンバーには感謝でいっぱいです。この環境でだから、私は長く働けたのだなと思います。
12月29日(土)が私の最後の出勤日となります。
今まで携わってくださったすべての皆様、ありがとうございました。
*豊富町からは離れませんので、お会いした時にはまたお話しましょう!
-おわり-