幌延ビジターセンター
こんにちは、コンシェルジュデスク片桐です。
一週間がとても早く感じます。
豊富町も夏本番となりましたね、曇りや雨の日が多い気もしますが晴れた日は本当に空気が爽やかで気持ちがいいですね。
先日初めて幌延のビジターセンターへ行ってみました。豊富町のサロベツ湿原センターへは数回行ったことがありましたが幌延は初めて行ってみたのですが・・・、
天気が良かったこともプラスされてすごく素敵なところでした。気に入りすぎて隔週で行ってしまいました。
最初に行った時期はカキツバタがたくさん咲いていました。二週間あけて先日行ったときにはカキツバタはノハナショウブへと変わっていました。
カキツバタとショウブ、ぱっと見だと似ていますがよく見ると違いますね。
そしてこちらは初めて見る「オゼコウホネ」↓
「コウホネ」の白い枝みたいなもの(実際には地下茎)は何度か見たことがありましたが水面から顔を出す花を見るのは初めてでした。
オゼコウホネは池沼に生える水草で、花茎を水上へ突き出し、2~3cmの黄色い花をつけます。北海道の一部と尾瀬(福島、新潟、群馬の3県にまたがる高原)、月山(山形県)にのみ生育する日本固有の希少種だそうです。
↓こちら木苺です、かわいい実があちこちになってましたよ。
↓またこちらはモウセンゴケ(食虫植物、見にくいですが赤いやつです)
目を凝らすと多種多様な植物に出会えます。行く時期によって全く違う植物を見られるのでこれはおそらく飽きません!
この日は利尻富士は少し霞んでいましたが日によっては雄大な姿を見せてくれそうです。
またビジターセンターの道路を挟んで向かい側に展望台がありますよ。↓
これ低いように見えますが登ると結構怖いんです、階段の隙間から下をのぞくと足がすくみます!
頂上まで行くとそれはそれは絶景です、名古屋での生活が長かった私からみると方角によってはもうサバンナに見えてきます。
ここ数日また新型コロナウイルスの感染が拡大を続けており不安になりますがこんな広大な自然の中にいるとつい忘れてしまいます。人とすれ違うことも稀で誰もいないところではマスクも外し解放感に包まれます。人が増えるのは今は怖いですが本当はこんな素敵なところなのでたくさんの方に訪れてもらいたいなという思いが強まる一日なのでした。
ラムサール条約にも登録されているサロベツ原野の中にある「サロベツ湿原センター」「幌延ビジターセンター」、ともにとても素敵なところです。もう何度も行った方もまだ行っていない方も、久しぶりに行きたいなと思っている方も是非足を運んでみてくださいね!きっと毎回素敵な発見があると思います!
それでは今回はこの辺で。