ササ刈りいこうぜ
前回のブログを見てくれた方はおひさしぶりです。はじめましての人ははじめまして、コンシェルジュデスクスタッフのいそべです。
もう11月も半分を過ぎ気温も低くほぼ冬となりました。
爽やかな秋晴れが続いてたと思っていたのですが、
曇ると一層どんよりとした天気になり、木の葉もほぼ落ちてしまいました。葉っぱだけではなく、気温も雪もますます落ちてくるようです。
楽しみでもあり、(冬を越せるか)怖くもあります。8年ほど前に湯治に来た頃には雪の降り始めは経験したのですが、大量に積もった経験や12月~4月に滞在していたことがないのでまだまだ豊富の本気の雪は未知の世界です。
話は変わって、10月27日にサロベツ湿原センターで行われた「サロベツ湿原ササ刈りイベント」に参加してきました。
そもそもなぜササを狩るかですが、ササが伸びすぎてしまうと他の植物たちに光が当たらなくなってしまい、植生に影響が出てしまうからだそうです。
ササは茎を伸ばしクローン(無性生殖)で広がっていき、だいたい1年で1m伸びるそうです。凄まじい成長速度ですね…
説明を受けた後、湿原のいつもは入れない場所へ入っていきいよいよササ刈りのスタートです。
ちなみに軍手や鎌や上着等ほぼ全てのものをお借りしてしまいました汗
天気はどんよりと曇っていましたが、風がなく暑すぎず寒すぎずで外の作業も苦にならない気温でした。
1m先すらも見えないほどササが高く生い茂り、目的のポイントまで移動するだけでもかなり大変でした。
刈り対象のササ。1本1本は刈りやすいですが、生命力が高くとんでもなく数が多いです。★★★★★
草刈り鎌を手に持ち、10数人で挑みます。
途中経過。少しずつですが着実に刈っていきます。
刈りはじめてからは参加者のみなさんとお話ししつつ、スタッフさんに植物のお話を聞きつつ、一人で黙々と刈り進めつつ、と作業に没頭していました。
ぬかるみに足を取られることもなく虫が纏わりついてくることもなく順調に進んでいきました。
ササが少しずつ少なくなってくると、湿原センターの木道をこの角度で見られました。いつもは写真の高台の上から湿原を見渡しますが今回は見上げる形となりました。
どこかわからなかったらぜひ一度遊びに行ってみてくださいね。
その後も順調に黙々と作業を進めていき……
2時間後、ササ刈り終了です!
最初は良く見えなかった利尻富士も…
最後には目の前に出てきてくれました。(雲には隠れましたが)
10数人で刈り、最終的には20袋以上の袋がいっぱいになりました。これにてクエストクリア~
(もっと足元ぐちょぐちょで周りは虫だらけでの環境を予想していたので)ササ刈りはもちろん、草刈り鎌も持ったことない人間でも楽しく黙々と作業することが出来ました!
次の機会があったらその時は晴れていると良いなと思います。
それでは今回のブログはここまでです。
貴重な体験をありがとうございました~