私と豊富温泉 vol,4
またまたまた・・・続編です 💡
前回日記はこちら→私と豊富温泉 vol,3
一日3回の湯治生活を続けるには思ったよりも根気が必要です。
けれど、私がめげる事無く楽しんで湯治を行えたのは
湯治仲間がいてくれたからでした。
毎日毎日お風呂に入っていると、色々な方にお会いします。
その中でも同じように「脱ステ」の苦しみを知っている『あとぴっこ』がいてくれた事が、何よりの救いでした。
普段の生活では同じような苦しみを知った方にはなかなか出会えませんし、理解してもらうのも難しいと思います。
けれど、ここでは同じように苦しんできた方がいるのです。
湯治を始めてから1ケ月程が過ぎ、ようやく体に変化がありました。
夜眠れる日が増えて来たのです。
そして、それまで保湿が手放せなかった私は脱保湿を決意したのです。
温泉自体に保湿効果があるので、大丈夫そうな時は塗らない・辛い時には塗るというのを繰り返し、時間はかかりましたが保湿を手放すことができました。
そこから更に温泉の効果を感じられるようになった気がします。
湯治生活2ヵ月目で、まず顔と背中がよくなりました。
じゅくじゅくしていた部分も乾燥して皮が落ちるようになり、他の部分は肌が強くなってきているのか、掻いても傷が出来にくくなってきました。
徐々にですが体全体の炎症もおさまり、3か月が経過した頃にはようやく痒み地獄から脱することが出来たように感じます。
歩く事すら困難だった足もかなり回復し、
そこからは毎日1時間程度のウォーキングとジョギングを行い、入浴回数を1日2回に減らしていきました。
いつの間にか冷え症だった体が汗っかきと言って良いほど新陳代謝がよくなっていました。
そして最後の1ヵ月はかなり調子が良かったので湯治仲間と豊富近郊を観光しながら楽しく過ごしました。
そして、ようやく長い長い湯治生活も終わりを告げたのでした・・・
地元に帰ってからの私は、季節によって波はあったものの新たな仕事につく事が出来ました。
現在もそのように波はありますが、湯治始めの頃のように悪化する事はなくなってきました。
このような経験を踏まえ、湯治に来られた方の心に寄り添った仕事をしていきたいと思っています。
以上が私と豊富温泉の出会いと湯治生活についてでした。
長くなってしまいましたが、ココまでお付き合いいただき有り難うございました。
コンシェルジュスタッフA