「豊富温泉シンポジウム」を終えて
ポータルサイトでも開催のご案内をしておりました「豊富温泉シンポジウム」が終わり、早ひと月が経とうとしています。
先月の今頃は緊張感と準備できっと私は必死の形相だったことと思います。
その分来て下さった皆さんにお見苦しいところやご迷惑をおかけしたかもしれません。まだまだ人生修行が足りない…。
シンポジウムは2日間の日程でしたが、20日(日)はご案内した医師や温泉に関する専門家の方々以外にも開放していましたので、湯治滞在中の方や移住された方を含めた町民の皆さんが多数来場して下さいました。その数なんと約70名。
事務局側としてはそこまで集まって頂けるとは思いもよらず、弱気な会場準備で配布資料や座席が足りない等、ご来場の方々にご迷惑をかけてしまいました。個人的なやつれ感含め改めてお詫びいたします。
それでも色々ご不便を強いた会場にも関わらず、ほとんどの方が休憩を挟んだ午後6時まで聴講して下さっていました。
たくさんの人の話を聞きたい欲張り企画だったので、豊富温泉に関わりの深い方々によるスピーチは持ち時間各15分、容赦なく時間が来ると警告の「チン」がなる学会方式?でした。
話す方も相当プレッシャーと、当日までのご準備に時間を費やして下さったものと思います。ほとんどの方が充実した内容で「チン」の寸前にしっかり終了して下さいました。
今回が初めての来町という医師や専門家の方もいたので、いかに豊富温泉が他とはひと違う「熱い想い」と「力」があるかを知ってもらいたい!そんな気迫が温泉事務局には漂っていたかもしれません。
それは事務局だけでなく、形は様々ですが、準備から当日の一つ一つに関わってくれた方々の気持ちも同じだったのかと思います。
けして押しつけでは無く、しつこくでもなく、大げさや偽りもないそのままの思いを、関わる人たちがそれぞれの立場や状況で協力してくれました。
シンポジウムが終わった後の事務処理にも力を貸してくれています。
地元で受け入れる人々にも、これまで培った理解と気持ちを、より深く優しくという流れが広がっています。
初めていらした先生は、思っていた豊富温泉への意識を更に前向きに捉える発言を下さいました。
何度も何度も来ておられる先生も、この度のシンポジウムがどれだけ皆さんの力で成り立っているかを感じ取り、驚きと感動の気持ちを述べられていました。
2日目のディスカッションでは、「こうしたら良いのでは」「こういった支え方もある」「この点について更に力を入れると道が開けるかも」など、今後についてのアイデアも含め、暖かい発言がたくさん寄せられました。
豊富町が目指す目標の一つ「温泉利用型健康増進施設」が、ここに来る皆さんと住民にとって本当の意味で有用な施設となり、一人でも多くの悩める皮膚疾患の方々につなげるには、この風を止めてはいけない。
終わって一人のんきにほけーっとなんかしていられません。やりたいこと、やること、やれること、ますますいっぱいです。
なので皆さん、これからもたくさん力を貸して下さい。<(_ _)> どうぞどうぞよろしくお願い致します。