歴史をたどる1DAYツアー
昨日はサロベツ・エコネットワークさん主催のイベント
『とよとみ歴史探訪ツアー 豊富町の歴史をさかのぼる1日旅』に参加しました( *´艸`)
まずは、豊富温泉集合で自然観察館へ。久しぶりに青空が見えました。
ここでは座学で『北海道、豊富の歴史』について学びます。北海道は日本の歴史とはまた違った特徴ある歴史があります。
道産子の私も知らないこともあり、楽しく聞かせていただきました。
その後、昭和初期に豊富町で栄えた『日曹炭鉱跡地』を見学に行きました。
実際に炭鉱で働かれていた方のお話を聞かせていただきました。
当時、炭鉱地はかなり栄えていたようで、なんと映画館もあったそうです!
民家や病院、公衆浴場、学校など沢山の建物が建っていたそうですが、現在は建物の一部すら残っておらず、そこに街があったなんて嘘のようでした。
現在ここに炭鉱地があったという事実がわかるのは、こちらの石碑でのみ。
石炭を洗っていた場所には今も少しだけ石炭が転がっていました!
ここで午前は終了。
昼食は、ニュー温泉閣ホテルさんでスペシャルランチ『鹿すき焼き御膳』を堪能さてていただきました。
鹿肉は豊富の特産品でもあります。臭みもなく鉄分豊富でとってもおいしいです!
ごちそうさまでした(^^)/
午後は豊富で最初に開拓が進んだと言われる『兜沼』へ移動。
バスの中では、当時、兜沼地域に住んでいたアイヌ人の(通称)音吉じいさんと岐阜県から入植された梅村庄次郎さんのお話を聞きました。
現在の兜沼郵便局の隣に旧兜沼郵便局があります。現在は郷土資料館となっています。
めちゃめちゃおしゃれな建物!
中には先人の生活を思わせる生活雑貨や衣料品など様々なものが展示してありました。
この生活道具はどのように使われていたんだろう?と、想像を膨らませながら盛り上がりました。
郵便局隣には『豊富町発祥の碑』が建てられています。
お次は『言問の松』を見に移動。
樹齢1200年余りと言われ、幹の太さが約4メートル。高さが14メートルほど。とっても立派な木です。
沢山の歴史を見守ってきた木なのでしょうね。
この後寄ったのは、擦文時代(日本の年表では古墳時代~)に竪穴式住居が建っていたといわれる『清明遺跡』へ。
草や木で覆われた場所で、そこにあったんだと言われないとわからない場所でした。
最後は『サロベツ湿原センター』へ移動。
豊富の広大な湿原と、秋の夕日が素晴しく綺麗でした(^^♪
ストーブで温まりながら今日1日を湯治で来町されたお客様と振り返りました。
とても興味深く楽しいツアーでした。
今回のツアーを企画してくださったサロベツ・エコネットワークの皆さんにはここサロベツ湿原センターでお会いできます。
豊富の自然のことだけでなく、歴史までとっても詳しいサロエコスタッフ山元さんに、ぜひお話を聞いてみてください。
ありがとうございました(^^)/