鍋でパンづくり
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!
2016年、新しい年となりましたね。新しい目標を立てた方も多いかと思います。
私は今年、なるべく自分で作れる事を増やす、という事を楽しみたいと思っています。
特に食べ物は、自分で作ったほうがおいしいし安心ですよね。経済的でもあるし。
そんな私にとって最近楽しいのが、レティエの久世さんが始めた「エベコロベツ自給のむら」です。
豊富に来たらぜひ行って欲しい、絶品ジェラートとチーズのお店、工房レティエ。
自給のむらは、このレティエのお隣にあります。(隣といっても、約1km離れているんですけど。)
久世さんが新たに始めたこのプロジェクトは、福島の子どもの保養受け入れをしようというもの。
空家だったレティエの隣の家を買い取って、昨秋よりボランティアと一緒に整備を進めています。
私も、週末に遊びに行って、薪を拾ったりベッドを作ったりしています。
今年の春から子どもの受け入れを始める予定です。
さて、久世さんは、ただ保養受け入れするだけではなく、子どもに自給自足を学ぶ機会も提供しようと考えています。
そのため、受け入れをするボランティアに、自分の持っている自給自足のスキルを伝授してくれています。
昨日は、粉からパンを作る方法を、他のボランティアの仲間と一緒に教わってきました~。
湯治で滞在される方の中には、豊富でこうしたボランティアやりたい方もいらっしゃると思うので、紹介します。
自給のむら、と名づけられた家。三角屋根が目印。1年前まで人が住んでいたので、大きな修繕は不要でした。
薪ストーブなので、薪をストックしなければなりません。これもボランティアの役割です。
家の中。調理用の薪ストーブで料理します。他に暖房用の薪ストーブもあり、家は暖かいです。
久世さんから、まずパン作りに使用する材料や手順を教わりました。
– 材料
強力粉 200g
ライ麦粉 100g
塩 小さじ1
砂糖 小さじ3(発酵に必要な量。甘みをつけるためにはもっと必要)
イースト 小さじ1.5(今回はイーストを使用したが、天然酵母に置き換え可能)
ぬるま湯 200cc(水でも良いが、寒いので)
オリーブ 小さじ4(なめらかにする)
– 手順
①一次発酵 35℃ 1時間 倍にふくらむ
②二次発酵 35~40℃ 30分~1時間 さらに倍にふくらむ
③焼く 鍋に油を塗って 片面→ひっくり返す
材料をこねたら、お釜にぬるま湯を入れ、その上に置いたボールに入れました。
この後、ふきんをおき、ふたを閉め、一次発酵開始。
35℃程度を維持できるよう、たまにふたを開けて温度を見て、下がっていたらお湯を周りに足します。
1時間ほどで一次発酵が終わりました。小さく10等分して、油を塗った鍋に入れていきます。
鍋には、真ん中にアルミを巻いた空き缶を入れます。鍋が大きいので、発泡箱にぬるま湯を入れました。
ふきんをかぶせてふたを閉め、二次発酵開始。一次発酵と同様、たまに温度を確認し下がってたらお湯を足します。
40分程で二次発酵完了。薪ストーブの上に網を置いて直接強い熱がいかないようにして、焼きました。
ひっくりかえして、再度焼きます。焼く行程でも1時間くらいかかりました。
できあがり~。焼き上がりを確認するために、何度もはしを指したので穴だらけですが、良いにおい!
もっちりして、おいしかったです!
結局3時間くらいかけてパン焼きをしましたが、あっという間に皆で食べてしまいました。
子ども達とやったら、きっと楽しいと思いました^^
こんな感じで、いろんな事を子ども達と一緒にやっていく予定です。もちろん外遊びも!
ボランティアにご興味のある方は、レティエ久世さんか私までご連絡ください。