最北の冬の自然を満喫する1日旅レポ
少し前のことになりますが
認定NPO法人サロベツ・エコ・ネットワークさん主催の
「最北の冬の自然を満喫する1日旅」イベントに参加してきました。
当日は朝からかなり気温が低く、外のアクティビティには少し厳しい気候ではありましたが
たくさん野生動物も見れたし、スノーシューで雪遊びもできて私はもちろん、皆さんも大満足の様子でした!
①バスでふれあいセンターを出発
②サロベツ湿原センターでガイドの山元さんからの説明
ここではこの後見に行く野生動物の説明がありました。
また、風力発電の話も。
エコでクリーンなイメージの風力発電ですが
実は、サロベツにとっては野生動物にとっては深刻な問題なんだそうです。
それは風力発電のために海沿いや山間に建てられる風車は
気流に乗って空へと登るワシにとっては天敵で
たくさんのワシが風車に衝突して死んでしまうそうです。
人間のために多くの自然の命が失われているなんて。
考え直さないといけないですね。
そんな中、サロベツ原野にも風車の建設が検討されているようです。
動物たちの命を奪ってまで人間の「無駄に便利な生活」は必要なんでしょうかね。
考えさせられます。
続いて
③オロロンラインを通って野鳥観察
外を眺めていると、サロエコのガイドさんが突然
「いた!いたいた!」
え?(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ?
さすがガイドさんの目は我々素人とは全く違うようで
全くどこなのかわからず。
プロミナという望遠鏡で
覗いてみると!
うお!すごい!いた!
オオワシ!
かっこいい!(頑張ってiphoneをレンズに近づけて撮りました。上下左右逆だから結構難しいんですよ!)
その後も山の方にはオジロワシが!
飛んでいたので残念ながら写真には写りませんでしたが。
走っていると街灯にもワシが!(オジロワシ?)
ちなみにオオワシとオジロワシの見分け方はオオワシの方が羽の付け根が白くて
オジロワシの方が全体的に黒っぽい感じだそうです。
詳しい見分け方は環境省のアクティブレンジャーさんのブログで。
アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
https://hokkaido.env.go.jp/blog/2012/02/17/
④抜海でアザラシ観察
可愛い!
アザラシの観測所は開設されていませんでしたが、思った以上にたくさんの野生のアザラシがいました!
⑤稚内市内でご飯
今回は稚内の「うろこ亭」でお昼。
写真は「うろこ市丼」。宗谷の海鮮もりもりで大満足(^ω^)
⑥稚内公園でスノーシュー
腹ごしらえをしたところで、午後はスノーシュー。
稚内公園に行く途中までの道をスノーシューハイクしました。
かなり気温が低い中でしたが動いてるから全然寒くない。
思ったより雪の中を歩くのは大変で、特にまっさらな雪の中を
先頭切って行くともう息切れ。
先回りして写真を撮っていた北海道新聞の記者さんはクタクタの様子でした笑。
(3枚目の真ん中の人)
坂の途中では木の説明も。
白樺に見えるけど「岳樺(だけかんば)』という
カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹だそうです。
上まで登ってココアを飲んで一休み。寒空の下、運動した後
稚内市を一望しながらの一杯はいつもの何百倍も美味しく感じました(´Д`)
この後、雪の坂に突っ込んで坂を下りたりして
大はしゃぎ!童心に還ってみんな楽しみました!
(はしゃいでいて結局写真撮れてませんでした笑)
最後は「副港市場」で各々お土産を買って終了!
天気はとにかく寒かったけれど、みなさん本当に口々に
「楽しかった!」とおっしゃっていて本当に素晴らしいイベントでした!
参加された皆様、本当にお疲れさまでした。
冬の北海道って本州の人間からすると想像もつかないほど
大変で、何もすることないと思ってる方も多いかと思います。
でも、実はそんなことない!
冬にこそ、「北海道らしさ」がたくさん味わえるんです!
是非、冬に豊富温泉に来てみてください!
最後に、告知の時は少し出していましたが
実は、このツアーはサロエコのガイド山元さんの最後のガイドのお仕事でした。
今まで、様々なツアーを企画してくださり多くの温泉のお客様にも
参加していただきました。最高に楽しいイベントばかりでした。
この場を借りて厚くお礼申し上げます。
山元さん今まで本当にありがとうございました!
次の職場でも頑張ってください。
以上!サロエコイベントレポートでした!