生の音が聞ける「ぜいたくな時間」
来たる27日(日)、豊富町定住支援センターでクラシックコンサートが開かれます。
私のクラシック歴は、小中学校の頃にメジャーな楽曲を聞いた程度で、しかも音楽のレコード鑑賞の時間は睡魔との戦いに必死で、ちっとも関心がありませんでした。
楽器も歌もおよそうまいとは言えないこともあって、ますます興味は薄れる一方。
なのに、スメタナ作曲の「モルダウ」だけはとても鮮明に覚えています。ナゼだろう…。
高校時代は洋楽にはまり、20代は割とやかましい音楽を好んで聞いていました。
そんな私ですが、大人になってしばらくした頃からクラシックをあえて聴く行動をするようになりました。
と言っても本当にたまーにCDを聞いたり作業用BGMに流す程度なので、未だに作曲者も題名もわからないものばかりです。
生でクラシック音楽を聴いてみたいという気持ちもありましたが、なかなか札幌方面に聞きに行くまでの行動力も湧かず。
そんな私にもってこいの企画なのです。
地方は自然はたくさんあるので体験も存分にできるけれど、気軽に芸術文化に触れられる機会は少ないです。
クラッシックコンサートを聞きに行ったり、ミュージカルや歌舞伎を観劇する等は都会の人のものであって、自分には全く縁のない世界と勝手に思っていました。
でも、このところ割と身近に色んな生の音を体験できる機会が増えると、映像やCDでは得られないものがあるんだなぁと、当たり前のことをしみじみ感じます。
全てのものにもれなく参加は出来ないけれど、色んな事がこまめにあると、体験できるチャンスは広がります。
このコンサートは小さいお子さんも来場できるので、親子で聞きに行けます。
途中でお子さんが少し声を出してしまうかもしれませんが、老若男女みんなで聞けることを大事にしているので、ご理解をおねがいしますね。
町内にはピアノ教室が2か所あり、毎年冬の頃には日頃の成果を結集して発表会を開いています。
きっとそのお子さん達も明日を楽しみにしていることでしょう。
もちろん湯治でお越しの方々も、近隣住民の方々もご参加可能です。
私も今は睡魔に襲われない自信が少しあるので、しばし現実逃避(^^)してみようと思っています。
そして来月は、こんなすてきな企画もあります。
今年も新しい文化との出会いが目白押しかもしれませんね。