山梨県『増富温泉』へ行かせていただきました。
こんばんは、ヨガインストラクターのまなみんです(╹◡╹)
3泊4日の予定で、山梨県の増富温泉に行ってきました。
◎なぜ増富温泉へ?はこちら→★★★
日本最北端からの出発なので、基本、どこに行くにも遠いのですが、やはり、遠かったですよ(笑)
豊富町での仕事終了後、大急ぎでパッキングをし、稚内市発の夜行バスへ。
昼間の移動は時間がもったいないので、だいたいは、夜に移動してます。どこでも寝れるのが私の強み!
早朝、札幌駅に到着。
そこから千歳空港へ移動。朝8時の飛行機で羽田空港へ。
そこから新宿へ移動。
新宿から、長野方面へ行く電車に乗れます。
特急あずさに乗車。約2時間ほどで韮崎駅に到着。
増富温泉行きのバスまで、待ち時間が40分ほど。
バスに乗ると、優しそうなおばあちゃんに声をかけていただき、キャラメルをもらいました^ ^
そして、長年暮らしている北杜市について、あれこれ教えてくださり。
そう、目的地である増富温泉は、山梨県北杜市にあるのです。
最後に、瀬戸内寂聴さんが好きだと話してくださり、寂聴さんが健康の秘訣について聴かれ、『私は死なない病気にかかっているから』とあるインタビューで言われていたのを聴き、とても面白かった。私もその病気にかかるコトにしたの。と話してくださいました。
なんてステキ(^∇^)
まさに、これこそ旅の楽しみです。
景色も素晴らしいけれど、ヒトとの出会いが何より素晴らしい^ ^
1時間ほどバスに揺られて、やっとこさ、増富温泉到着!
やはり寒かった〜(OvO)標高が高いと、平地とは違います。
バスを降りて、まず目に入ったのはこちら!
かもしか食堂さんの『手書きポップ』。
昔懐かしいおばあちゃんの家に来た!という感じです(笑)
そして、『増富の湯』へ到着!
木造のステキな建物。築20年なんだそうです。
中に入ると、
ラジウム温泉ならでは、ラジウム鉱石がお出迎えしてくれます。
そしてそして、増富温泉の皆さま〜
左から、代表の小山さん、増富温泉再生協議会の西川さん、そして山田さん。西川さんと山田さんは、ご夫婦です^ ^
今回私は、『増富温泉再生協議会』の事業として、増富の湯にて『椅子ヨガ教室』を担当させていただくために行ってきました。
去年、西川さんと山田さんが豊富温泉を訪れた際、豊富温泉にて開催している『はじめてのヨガ』を受けてくださり、『ぜひ増富温泉でもクラスをやって欲しい』と声をかけてくださって、それがホントに実現しました。
クラスには、増富温泉のスタッフさん、地元のおじいちゃんおばあちゃん、そして湯治で増富温泉を訪れていらっしゃる方など、13名がご参加してくださり。
ご参加の皆さま、はじめてのヨガで緊張気味でしたが、90分のクラスの後、『カラダが軽くなった』と、たくさんの笑顔を見せていただきました。
最高齢はなんと、92歳のおばあちゃん!そもそも、背すじはピンと伸びてお元気!
『毎日やってみる』と言ってくださいました。あー、見習うコトばかりです。。。
今回、3日間の滞在だったので、増富温泉の近辺をあちこち案内していただきました。
それはもう、素晴らしい体験がてんこ盛りで。
増富温泉の食堂で食べたゴハンが、まず美味しくて!
あちこち、連れてってもいただきました。
『ラジウム森林瞑想浴』
『陰の川』へ連れて行っていただいたのですが、ここ、ものすごく氣が澄んでいて、カラダの中が透き通るような感覚でした。
陰の川と言うならやはり、『陽の川』もありました。
じっくり落ち着きたい時には陰の川、ゲンキをいただきたい時には陽の川が良いそうです。
私は、故郷である愛知県時代、ずっと『気功』を学んでいましたが、ここは、気功や瞑想をするのにもってこいなスポット!
まずはご挨拶を。おじゃまさせていただきます。
この大きな石を越えると、とても澄んだ空間が。
ぺったりとくっついて、ゆっくり深呼吸を。
そして、さらに奥に進み、瞑想もしました。
それぞれ好きな場所に座って、味わう、味わう。せっかくの機会なので、『樹木瞑想』をガイドをさせていただきました^ ^
さらに、
自然に出来た石の切れ目をくぐったり。
わーい(^∇^)
自然が織り成す、木と石の共生。
長い年月をかけて、木が石のミネラルを吸い、根をさらに深く張ろうとするコトで、石に亀裂が入るそうです。
ホントだー、石と木が一体化してました。
石の隙間に入ってもみました。
『赤川で足浴』
鉄分などのミネラルがたくさん。ここの川だけ赤いから、『赤川』なんだそうです。
なんと、けっこう寒いのに、『足をつけてみよう!』と。
ギョエー!!
気合いだっ!!
よしっ!
ギャー、冷たい!!!
無理〜_| ̄|○
あまりの冷たさに、私は3秒で撃沈(笑)
増富温泉は、トレッキング、登山の方もたくさん立ち寄る温泉です。
周辺には、こんな散策ポイントが山ほどあるのです。
湯治滞在中の方には、毎日のウォーキングが楽しみになるだろうなあ、と言う感じ。
歩くのダイスキな私には、あと一週間は居て、あちこち歩きまくりたい!場所でした。
そしてそして、温泉についても書いておきたいです。
増富温泉は、日本有数のラジウム温泉。
日本三大ラジウム温泉と言えは、『三朝温泉』、『玉川温泉』、そして、『増富温泉』です。
私は、初ラジウム温泉だったのですが、何よりの感想はこれ、『温泉でこんなにカラダの内側が動くなんて』と。
私が滞在していた間、たまたま健康科学大学の研究チームが来ていらっしゃいました。
増富地区の方、とくに高齢者に向けての運動メニューを開発するため、温泉と運動がもたらす効果についての検証だそうです。
名付けて『増富チャレンジ』!
12名のご参加の中、様々なプログラムがありました。
私も、そこにオブ参加させていただいたのですが、『入浴前と後に呼吸数や心電図を計測し、自律神経の値を測定する』というモノがありました。
せっかくなので私もーと、測ってもらいました。
これが、その結果。
そして、
ほらー!と言いたいのですが、専門的なコトはよく分かりません、、、
先生、説明がおかしかったらすみません、、、この写真の前と後が反対だったらどうしよう、というくらいのレベルです(笑)
ただ、分かっているのは、いつもの私、かなり『交感神経優位』です。
すごく思考派で、いつも頭が勝手にクルクルとまわってます。話しかけられてもないのに、まわりのヒトのハナシを聴いたりもしていて、それについて、あれこれ考えたりもしちゃいます(笑)
だから、私にとってヨガを学び実践するコトはとても大切で、おかげで、スイッチの入切がうまくなり、休みたい時に休めるようになりました。
30分の入浴後、不思議なほどにこのスイッチが切れたと、まず自分でビックリ。カラダの内側に広がる静けさ。このまま『瞑想』したい感じです。
数値を計測してもらうと、ここまでグッと数値が変化するヒトはあまりいないそうで、『温泉の効果、そしてヨガの効果ではないか』と、先生には言われました。
入浴後、副交感神経の数値がグッと上がったそうです。内臓の働きを促進し、リラックスを深めてくれる状態に。慢性疾患の改善には、かなり良いと感じました。
増富温泉が素晴らしいのは、泉質もさるコトながら、温度の違う湯船が4つもあるんです。
30度、35度、37度、そして42度。
その日の体調に合わせて入ってもらえるように、そして、疾患に合わせた入り方もあるんだよと、代表の小山さん。
初回は教えていただいた通り、37度に30分間、ゆっくり呼吸しながら浸かってみました。もう、緩んで緩んで起きてられない(笑)
他にも、ウトウトされている方が何人もいらっしゃいました。
次の日には、42度と30度で温冷浴もしてみました。温冷浴は、体調悪くなりかけると、必ず豊富温泉でもやっています。これもまた、自律神経の調整に◯です^ ^
豊富温泉は、皮膚のバリア機能改善にバツグンの温泉です。増富温泉は、カラダの内側からの改善にもってこいなのではないか。と言うのが、私の感想です。
いざとなったら豊富温泉へ。月イチのメンテナンスで増富温泉へ。こんな湯治スタイルがあってもよいかな、と思いました。
豊富温泉も増富温泉も同じく、ゆったりと時が流れています。それがやっぱり、何よりで^ ^
増富温泉では、とにかくお野菜が美味しかった!毎度毎度、贅沢な食卓でした。
温泉郷にあるお宿の女将さんの手料理に、癒されました。
増富の湯のすぐ裏にも、遊歩道があるんです。
朝イチ、連れてってもらいました。
もう、まだまだ書きたいコトが満載ですが、あまりに長くなったので、やめにします(笑)
増富温泉、機会がありましたら、ぜひ出かけてみてくださいね。
その機会を作る価値大アリの素晴らしいステキなステキな温泉地でした^ ^
◎増富温泉のHPはこちら→★★★