『もう治らないんだろう』という諦めが、『治る気しかしない』いう希望に変わるきっかけ。
こんにちは!ヨガインストラクターのまなみんです(╹◡╹)
先日。
豊富温泉にてお会いした女性から、久々にメールをいただきました。
◎そのコトについて書いた個人ブログ記事→★★★
記事の中にも書いたのですが、いただいたメールだけ抜粋します。
以下。
今年ももうすぐ終わるね。
去年の今頃は、アトピーの完治を目指す事を諦めようと思ってました。きっかけは久々に忘年会であった男友達のアトピーが治ってたから。彼は割り切ってずっとステロイドを使ってました。使ってたけど、それほど抑えられてもいない感じで。そんな彼が「ヤクルトを毎晩飲んでたら治った」と。それを聞いて「自分は辛いリバウンドを経験してまで脱ステして、いろいろ努力して5年も経つのに治ってない」って気持ちになってしまいました。もう疲れたな、って。完治を目指す自分が自分にストレスを与えてるんじゃないか、と。どうせ今まで完治した事がないんだから、このまま治らなくたって何も変わらないだけじゃないか。今までだって友達はいたし、このままでも今まで通り生きていけばいいんじゃないか。何より、友達が完治したって事を素直に喜べないほど自分の心が荒んでる事にも嫌気がさしました。それで、人生半分くらい過ぎてるし、もう完治を目指すよりQOLを優先して残りの人生を生き方がいいんじゃないか、と。そうして年が明けて今年の初め、まなみんがシェアした桑野さんのセミナーの記事を見て「分子栄養学」というものを知りました。セミナーに申し込む前にすごい勢いでググって、分子栄養学について調べました。そして「これはいけるかもしれない!」と思ってセミナーに参加しました。分子栄養学的アトピー改善を初めてまだ1年もしてないけど、私の体は1年前と大幅に変わりました。痒みが激減し、落屑がなくなり、寝起き・寝つきがよくなり、疲れなくなりました。今は治る気しかしてません。それもこれもまなみんがシェアしてくれたおかげです。本当にありがとう。まだまだ完治には時間がかかるとは思うけど、もう焦る気持ちもないよ。これからもよろしくね。
以上。
この文面に出てくる『桑野さん』については、何度か豊富温泉ブログに書かせていただいたコトがありますが、彼も去年、初めて豊富温泉を訪れてくれました。
『分子栄養学』を中心に、全国各地でセミナーを開催したり、メルマガを発行したりしている方です。
彼のアトピーは跡形もなく寛解しているので、湯治療養ではなく、『アトピーフォーラムin豊富』に参加してくれました。
◎その時の様子→★★★
今回、この記事のタイトルにもしたのですが、『もう治らないんだろう』という諦めの気持ちが、『治る気しかしない』という希望の塊のような心持ちに変わった。そのきっかけに出会えたコトって、スゴイな!って思うんです。
私が主にお伝え出来るのは、『ヨガを中心とした運動指導』だけれども、それ以外にもきっかけ作りが出来るんだっていうコトを、改めて思いました。
豊富温泉は、湯治療養するためだけの場ではなく、新たな可能性を感じたり、いろんな方法を試しているヒトに出会えたりする中で、『ピンとくるモノ』に出会えるチャンスがけっこうあるって思うのです。
『これをすれば治る』なんて、そうそうないとは思いますが、『ひとまず運動してみて』というアイディアは、ぜひ試してみていただきたい。これが、まず私が訪れた皆さまにお伝えしたいアイディア。
この写真は、『足首まわし』をしています^ ^
ここ何回かの記事に書かせていただいていますが、けっこう変化があるモノです。
◎前々回の記事→★★★
急に答えを見つけたいと思うから、難しいのかもしれない。
『これって良いかも』と感じたコトを、とにかくひとまず、見逃さないで掴まえてみるコト!!
例えば、適度に運動してほどほどに疲れが出ると、『よく寝れる』モノです。運動はきっかけでも、『質の良い睡眠』には、かなりの回復力があります。
私自身、ヨガを学ぶ前にはしばらく睡眠薬を飲んだりもしてましたが、それでも結局眠れないし、頭が痛くなったりカラダがダルくなったりして、眠れない以上に不快さが増えたりもしてました。胃が痛くなったり。
それならいらない。と手放したのですが、ただ薬をやめただけでは、何の解決にもならず、寝れない日々が続きます。。。
それが、ヨガを学び始め、とにかくよく動くように、眠くなくても早めに布団に入り、寝れなくても頑張って起きる。規則正しい生活に大きく切り替えたら、『今までなんだったの?』と思うほどによく寝れるようになりました。
だいぶ後になって、呼吸を整えるコトによる自律神経の調整効果や、適度な運動の疲労感がもたらす睡眠というのを知識的に知ったのですが、その頃はただ、先生に言われたようにやっていたばかりです。
それでも、『行動』を変えれば『結果』が変わる。
それを実体験出来ました。
そして、適度な運動習慣がついて、『心身を心地よく保ちたい』という意識が強くなると、自然にいろんなコトが変化して行ったんです。
日々の食事も見直しました。
私は、徹底した『玄米菜食』を実践しました。年に何回も『断食合宿』へ行き、『お手当』をする習慣もつきました。
何でもそうですが、食べ物については運動以上にヒトそれぞれの相性があると思うのですが、私には、玄米菜食がとても合っていたんですね。
胃腸が休まり、皮膚の回復力がグンと増したように感じます。
あんなに辛かったアトピー性皮膚炎ですが、運動中心、食事を改善して考え方も変えてから3年も経つと、とても楽になったのです。
痒みが減れば、皮膚症状は改善しますね。掻かないって、痒い時には無理だけれど、痒み自体が減れば、大きな前進です。
今思い返して思うのは何より、辞めずに続けてきて良かったというコト。
『継続はチカラなり』ですね。
しかし、的が外れていたなら良くならないどころか時には悪くもなるので、自分に合うモノを見つけるチカラが必要。
そのための『体感覚』を磨いて行けたらいいです。
ヨガって、『直感とひらめき』をあおるモノだと言われます。それもまた、『ピンときた』というコトやモノにつながるきっかけなんだとも思うのです。
食に関心がある方はぜひ、いただいたメールに登場している『アトピー改善アドバイザー 桑野やすし』くんに、ぜひ会ってみてくださいね。
桑野くん、来年から『連続講座』を始めるそうですよ。
◎こちら→★★★
『朝の来ない夜はない』
湯治療養にいらっしゃる方にはおなじみの、湯治移住の先駆者でもある、餅カフェわが家の堂脇さとみさんも、去年の夏から、久々の大悪化をしましたが、やっと最近になって症状が落ち着いてきました。
彼女は、『豊富温泉に入っていれば必ず良くなる』という安心感を持っています。
先日彼女が言っていたコトに、とても納得したのです。
『何もしなければ1年かかるトコロを、温泉に入るコトでそれがグンと短縮する。でも、結局治してくれるのは、自分自身のカラダだから、とにかく自分を大切にする』
と。
先日は久々に、ヨガクラスに参加してくれたんです。
私は最近、堂脇さんが作ってくれるゴハンを食べてますが、ホントに優しいお味。
丁寧に食と向き合っている彼女です。
冬至の日には、『塩しるこ』をいただきました。甘みはなし、です。別で『てんさいオリゴシロップ』がついているので、自分の好みの甘さで作れます。
小豆は女性にとって、お薬だと言われるほど『貧血に良い』と言われる。
小豆かぼちゃは、冬に疲れやすいと言われる『腎臓のお手当』によく食べられるモノ。
多分、一般的な外食に慣れているヒトには、ビックリするくらいの『薄味』です。こだわりの調味料で、素材の味を最大限に生かしてあります。
何気ない毎日を大切に。
その積み重ねが、大きなチカラとなるのだろうと感じます。
日本最北端の温泉郷『豊富温泉』でお待ちしております(╹◡╹)