冬休みの自由研究
お正月休みも過ぎ、豊富温泉を利用されるお客様の数も少し落ち着いたような気がします。北海道の学校は他の地域に比べると少しだけ冬休みが長いので、今週の中旬頃からチラホラと新学期が始まるようです。
冬休みあけの新学期といえば、小学生の懐かしい思い出が突然私の中に蘇ってきたのでここに綴りたいと思います。
小学生の頃、夏休みや冬休みの自由研究や作品作りに力を入れていた時期がありました。まぁだいたい張り切るのは両親だと思われそうなのですが、当時の私は割と何かにつけて疑問に感じるタイプの子で、自由研究に関しては積極的に調べごとをして、ノリノリで模造紙にまとめていた記憶があります。
通っていた小学校は人数がそこそこ多かったので、クラスの中で特に頑張った作品が数点ずつ選ばれ、全校生徒の選りすぐりの作品とともに視聴覚室に展示されていました。
私はそこに選ばれるために頑張っていたわけですね。
そして、そこに選ばれるのに大事なのが休み明けに行われる研究発表タイムです。クラスメイトにアピールをするのです。
運よく、小学校低学年の頃からほぼ全ての自由研究と作品が視聴覚室行きに選出されていた私は、小学校最後の自由研究は特に力を入れていて、絶対の自信を持って発表しようと思っていました。
ちなみに私は何について調べたのか・・?
北海道外の方には馴染みのない言葉だと思いますが冬の道路に現れる現象『そろばん道路』について調べました。そろばんのように路面がぼこぼこと凍った状態のことを言います。今はネットで検索をすればいくらでも答えが導き出されますが、当時は図書館に入り浸って調べたり環境省や国交省など様々な機関に電話をかけたりもしました。(笑)そして色々な状態のそろばん道路を写真におさめ、模造紙にまとめあげました。
そんなこんなで自信満々に終えた最後の自由研究だったのですが、なんと私。冬休みの最終日に風邪を引いてしまい、研究発表の日に休まなくてはいけなくなったのです。泣きながら学校に行きたいと願ったのは初めてでした。(笑)想いもむなしく・・・一生懸命調べた小学校生活最後の自由研究はお蔵入りになってしまったのです。今思い返しても悔しい思い出です。笑
長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
お・わ・り