出会いと別れのサイクル

2019年03月15日

こんにちは！
湯の杜ぽっけの武井です :-)✨

私は今、豊富温泉で生活しているけれど、その間に訪れる出会いと別れのサイクルが物凄く早くて。バス停から一人、また一人と、誰かを見送る時に感じる気持ちは、何度経験してもやっぱりさみしいです😢

「またね！」って、地元の友達同士なら気軽に言い合えるかもしれないけれど、ここではその「また」はいろんな事を意味したりもします。また会おう！でも、出来れば今度会うときは違う場所で✋✨そんな会話を別れ際によくします。
これからも、お互い体調が良い状態を保ちながら、それぞれのフィールドで自由に楽しく生きる未来を応援し合うことが、なによりもベスト。

そんな数日前、

『私、めちゃくちゃビビりなんです😐』

って、ある人との会話の中で言ったら、

『ビビりだからこそ、先回りしていろんな物事に対して心構えや準備ができたり、進んだ先にある最悪の状況を回避するために、あらゆる手段を用意しておける。だからビビりって良いことだよ！』

って言ってくれたのがとても印象に残り、なんだか「ビビりの自分自身」を受け入れられた気がしました。その人の今までの経験から生み出された、体温のある生きた言葉が、自分の中にストンと落とし込まれました。

ほんの一瞬の出会いでも人生の決断が変わったり、ほんの一言の出会いによって考え方や価値観が大きく広がったり。誰か一人でも欠けていたら今の私ではなかった。だから出会いって、本当に素晴らしいものだと思います。

同じものを食べても、同じ景色を見ても、同じ人とふれあっても、それをどう感じて、何を思って、自分の記憶や経験の中に沁み込ませていくかは、その人次第。心を柔らかく、いろんな良い刺激を自分の中に取り込んでいける人でありたいなと思います😉✨

一緒に過ごした時間、共有した感情、話した内容や情景。そういう刺激を、その時そのままのものだけにしないで自分なりのエネルギーやパワーに変えていくこと。
離れていても、頻繁に連絡を取り合わなくても、もう二度と会えない一期一会の出会いだったとしても、私はそうやって、出会ってきた人たちと、これからもずっと心の奥で繋がっていたいなと思います。

出会いと別れのサイクルはとても早いけれど、私にとって豊富温泉での出会いは、とても「質」が高い。限られた時間の中から生み出されるモノって、どこか洗練されていて、だからこそより強く印象に残るような気がしています。

無限にあるお金を使うことと、限られたお金を使うこと。
無限にある時間を過ごすことと、限られた時間を過ごすこと。
無限の命であることと、いつか分からないけれど終わりがあること。

後者だからこそ、自分が何を選択し、誰を必要として、どう生きていくのか。
その一つ一つの選択で、人はより「自分らしい」人生を歩めるのかもしれません。

みんなそれぞれ豊富での限られた時間の中で、出会いや経験を得ながら湯治生活を過ごしているのだと思います。
男女年齢関係なく、豊富温泉を通じて仲良くなった人同士が楽しそうにぽっけで過ごしている様子を見ると、私も嬉しくなります💓
お友達同士や、もちろんお1人でも、ゆっくりドリンクを飲みながら、お過ごしください☕✨