湯治のすゝめ!?
こんにちは、コンシェルジュデスク片桐です。
今日は少し硬い話になってしまいますが、温泉の入り方についてお話をしたいなと思います。
今湯治に来られている方も、これから湯治を予定している方も、もう何度も湯治経験がありそんなことはすっかり考えなくなっている方もお風呂の入り方について今一度再確認していただきたいなと思います。
湯治でお越しの方はどうしても早く良くなりたいという思いからついつい頑張りすぎてしまう傾向があります。湯治で滞在していたころの自分自身にも言えることでした。
ただ湯治というものはたくさん入ったら入った分皮膚の改善に繋がるわけではありません。1日の入浴回数を過度に増やしたり長湯をすることは回復力を鈍らせることもあります。また体力の低下によって感染症を発症させるリスクを高めてしまう事にもつながりかねません。
豊富温泉は「弱アルカリ性高脹性低温泉」のため温泉の成分が皮膚に浸透しやすいのが特徴になります。温泉の成分をすぐに取り込めることができるメリットは逆に考えると疲れやすく「湯あたり」を起こしやすいことにもなります。
豊富温泉へ湯治にお越しになられる方は遠い場所から時間とお金をかけてここまでこられる方がほとんどだと思います。せっかくこんな遠くまで来ていただいたのに頑張りすぎによって体調を崩されることは本当に残念なことです。
健康相談員、コンシェルジュデスクからは、
1日2回~3回、浴場で過ごす時間は1回あたり30分程度と案内をさせていただいております。
到着後数日間は1日1回~2回、1回あたり15分程度から始めてみるのもいいでしょう。
無理をせず頑張りすぎず、カラダを休めることを一番に考え湯治を進めていってもらえたらうれしいです。
最後に今朝の豊富町内です。曇り、朝の時点でマイナス5度。道路はかなり雪がなくなってきました。
来週あたりから最高気温がプラスの日が増えそうです、春はもうすぐですね♪
それでは、今回はこの辺で。