表現の違い
こんにちは、コンシェルジュデスクのしおみです。
7月15日に開催されました、北海学園大学×豊富町「開発特別講座」の第一弾に参加してきました。
第一弾の内容は「地域の『魅力』を見極め、未来を語ろう」です。
▼そのときの様子は下記URL 豊富町Facebook よりご覧ください。
地域の『魅力』を見極め、未来を語ろう
ちなみに今回のブログは写真がほとんどないですのでご了承ください。。。
前半は講師の佐藤 大輔先生より経営学的な考え方について例を挙げながら話してくれました。
モノやコトといった商品には「価値レベル」と「意味レベル」の二つに分類されると。
「価値レベル」とは 得だから買う モノ、コト
それを選ぶことに客観的なメリットがあるかどうか
安いや早いといった合理的な部分です。
「意味レベル」とは 魅力的だから買う モノ、コト
それが主観的に好きかどうか
友達家族やSNSに共有したい!というのは意味レベルですね。
豊富温泉に当てはめてみると、
湯治でお越しのかたは「豊富温泉しかない」「他の治療より合理的だ」という「価値レベル」を求めます。
観光でお越しのかたは「へんな温泉」「北海道・最北端」という「意味レベル」を求めているでしょう。
豊富温泉は「価値レベル」「意味レベル」、、、、どちらにも当てはまっているなあ。(ムズカシイ)
後半は川島旅館3代目女将 松本 美穂さんと豊富町観光協会局長 栗山 尚久さんを交えて3人でのパネルディスカッションを行ないました。
「温泉の魅力の伝え方」について、松本 美穂さんは「温泉の様子をテレビで放送すると温泉の臭いや油ぽさからネガティブな反応を受けた」と。
そこで「油の温泉」⇒「オイルバス」や「美肌の湯」といった表現にしているとおっしゃっていました。
豊富温泉のことを「オイルバス」と表現するなんて、、衝撃を受けました。。。
確かに川島旅館さんのHPには「オイルバス」や「美容効果」についてなど、、、
実際に7月15日当日の温泉はこんな感じ。
この油分を含んだ温泉のことを、「あぶら風呂」と言うのか「オイルバス」と言うのか、
表現の違いについて考える良い機会となりました。
ほな、また。