秋のガンカモ+散策ツアーに参加してきました
こんにちは。コンシェルジュデスクのいまいです。
10月に入り、豊富温泉の木々もずいぶん色づいてまいりました。
秋深まる中、先日、サロベツエコネットワークさん開催の『秋のガンカモ+散策ツアー』に参加させていただきました。
今まで知らなかった野鳥の生態を知ることができ、加えてサロベツの秋を感じるとても楽しいツアーでした。
今日はそのご紹介をしたいと思います。
ツアーは、10時~12時までの2時間、貸切バスで移動。草地でガンカモ観察、パンケ沼木道散策、幌延ビジターセンター、展望台見学、下沼の湧水の試飲、など内容はもりだくさんです。
まず初めは、サロベツの草地のガンカモ観察です。
サロベツではこの時期色々な野鳥を観察できるそうですが、今回は、マガン・オオヒシクイ・タンチョウヅルを観察をすることができました。
下の写真は、はるか彼方にガンカモ・ヒシクイを発見した時の写真ですが、どこに何がいるのか全くわかりませんね・・・。
普段サロベツ原野を車で運転していても、野鳥の存在に全く気づかなかったのも頷けます。
望遠鏡を使うと、休憩中のヒシクイ・ガンカモさんのくつろぐ姿を見ることができます。
昼間は食事をしたり、ぼんやりとしたりと各々の時間を楽しみ、夜になると、沼などの寝床に帰っていくそうです。
さて野鳥観察の次は、パンケ沼木道散策です。
パンケ沼は、サロベツ原野最大の湖沼で、沼の水は泥炭が含まれているため、少し茶色がかっています。
水深は1.8mほどで浅く、沼とは言えど面積は3.5㎢もあり、沼の水は海水が含まれているため、「シジミ」も生息しているそうです。
お次は、幌延ビジターセンター・展望台見学。
ビジターセンターでは、サロベツ原野に生息する動物や植物たちの写真などが展示・説明されています。
ヒシクイの実物大のぬいぐるみも展示されていましたが、想像以上の大きさと体重にびっくり!
中型の柴犬くらいのサイズで、重さは5キロ。
なかなかたくましいナイスバディをしています。
渡り鳥でロシアまで長旅をするそうですから、これくらいのたくましい身体が必要なんですね。
幌延ビジターセンターの側にある展望台では、サロベツ原野を一望できます。
風が強く飛ばされそうになりながら登りましたが、眺望は180度見回すことができるので、とても爽快でした。
最後は下沼の湧水の試飲です。
下沼駅の駅前のすぐ側、メイン通り?にあります。
湧き水は、サロベツ権左衛門としぶ~いカッコイイ名前が名づけられています。
24時間汲み上げ式で、職人気質なかっこいいサロベツ権左衛門さん!
以上、サロベツエコネットワークさん開催の『秋のガンカモ+散策ツアー』をご紹介させていただきました。
野鳥観察の面白さやサロベツの魅力を教えていただき、野鳥への興味が深まり、今後の豊富町の散策はより楽しくなりそうです。
サロベツエコネットワークのガイドさんたちに、感謝感謝です♪