一目見ようと留萌まで
こんにちは、コンシェルジュデスクのしおみです。
今回は鉄道です。
今年3月末をもって廃止となるJR北海道留萌本線の石狩沼田~留萌間。そして残り区間の深川~石狩沼田間も3年後の2026年3月末に廃止することが決まっています。
かつては留萌駅から先、増毛方面や羽幌方面から幌延駅まで(現在のはぼろ号や路線バスのルート)接続していました。
今でもオロロンラインを通ると、昔ここに線路があったんだろうと思われる橋がそのままになっています。
そんな拠点となっていた留萌もニシン漁の衰退や炭鉱の閉山によって周辺自治体含め人口が減少し、留萌本線は廃線ということになりました。
今回は3月に廃止される区間のうち2つの駅を見てきました。
まずは留萌本線の終着駅、留萌駅です。
立派な駅舎ですね。
駅の中に入ると人がたくさん!
留萌駅を惜しむ人たちで溢れかえっていました。
行列になるくらい人が多かったのでホームには入らず外からパシャリ。
そして2つめの駅。
留萌駅から4駅先の峠下駅に向かいます。
こちらは留萌駅ほどではありませんが、10人ほどの先客がいました。ビックリ
そして列車がゆっくり到着。
多くの乗客が駅舎にカメラを向け、留萌本線の思い出を残そうとしていました。
留萌市の人口は約1.9万人。(令和5年2月時点)
豊富町の人口は約3600人。(令和5年2月時点)
豊富町人口の5倍以上のまちから鉄道が無くなるわけですから驚きです。
そして豊富駅や宗谷本線も他人事ではないと感じさせられました。。。
ほな、また。
なくなる駅があっても、新しくできる駅がでいることはなかなかないですね。
自分はこの地で育ったわけではないですが、大好きなこの地域が少しずつ老朽化して人口が減っていくニュースを見て少し寂しくなったり。
この駅も役目は終えましたが、何かリニューアルされて、地域の場所として残り続けてほしいです。
ロイズタウン駅や新球場の駅など新施設の近くに新駅が出来ることがありますが、利用者数の少ない駅・路線は縮小する一方です。
廃線になることは悲しいことですが、鉄道が走っていた歴史を思い出だけでなく形としても残してくれれば嬉しいですよね。