私の湯治体験
こんにちは。コンシェルジュデスクの宮崎です。
今回は、私自身の湯治経験について書きたいと思います。
これまで豊富温泉には3回訪れており、いずれも3週間ほどの滞在でした。
ーちなみに昨年(2024年)は2月・5月・8月に訪問していますー
そして今年4月、症状が悪化したため再び訪れました。
これまでは、3週間の湯治で毎回魔法のように改善していたので、今回も同じように回復するだろうと思っていました。
しかし、なぜか思うように効かず、滞在を延長。
「いつ良くなるんだろう…」不安な気持ちのままボロボロの体で温泉に通う日々が続きました。

ふれあいセンターに毎日通ううちに、同じように湯治をしている方や、そこで働く方々と顔見知りになり、たくさんの方に声を掛けてもらいました。
ー中には、
「大丈夫? いつも泣きそうな顔してるよ。ご飯も作れないなら、何か作ってあげようか?」と手作りの手羽先を差し入れてくださった方もいて、その優しさが本当に心に沁みました…。
「今の自分には何が必要なんだ?」
滞在してから一ヶ月半が経ち、ようやく試行錯誤を始めました。
すると、夜に眠れるようになり、少しずつ回復の波に乗り始めます。
乾燥による痛みも次第に和らぎ、「生きているのがしんどくない」と感じられるように。
やっと、つらい時期を抜け出せた時でした。
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ちなみにその時試した方法はこちらです。これが私には湯治が効くスイッチになったような?気がしています。
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夜全く眠れていなかったので、2週間くらいの間抗ヒスタミン剤を服用(かなり強めで睡眠効果のあるものを夜のみ使用)
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必要な栄養素をバランスよく摂ること
- 「脱保湿」を中断し、保湿すること
私が脱ステを始めたのは2年半前。
当時、凄まじいステロイド離脱症状を改善させたのは「脱保湿」でした。
自分の臓器の働きに感動し、「体は自力でなんとかしようとするんだな」と実感した瞬間でもあります。
それ以来、まったく保湿はしていなかったのですが、今回はどれだけ時間をかけても乾燥による炎症がひどく、毎日痛みに悩まされました。
そこで、保湿を試してみたところ乾燥や痛みが和らいできたので保湿を再開することにしました。
必要な時に必要なだけの薬は助けになること、そして年齢と共に体質が変わり、その時々で必要なケアも変わっていくんだなと、しみじみ実感しました。
今は働けるまで肌が回復した私ですが、以前、食べ物の差し入れをしてくれた方に再会すると「別人のように変わったね」と言われてとても嬉しかったです。
試行錯誤の日々は続きますがサポート力がめちゃめちゃ高い温泉に毎日入れるのはありがたく、あと純粋に気持ちいいです(笑)
アトピー・乾癬で悩む人の心と身体のオアシスの豊富温泉にぜひ訪れてみてくださいね。











