身体の”声”を聞く練習・・
こんにちは、コンシェルジュデスクの宮崎です。
今回はこちらで色んな方とお話しをしていて、「なるほど…！」と思ったことを共有したいと思います。
アトピーが突然大悪化してどうしようもなくなり、湯治に来られる方はとても多いです。
でも実際には、悪くなる”前”に身体からのサインはきっと出ていたはずなのに、
「まだいける」「だいじょうぶ」と自分にフタをして、無理をさせ続けてしまう――
そんなことが多いのかもしれません。
本当はその「まだいける」は、もう黄色信号。
むしろ”赤点滅”くらいに思っていた方がいいのに、つい頑張りすぎてしまう。
そして、誰かのため、職場のためにどれだけ頑張っても、最後に自分を助けられるのは”自分だけ”です。
悪化してしまい回復に向かうには、結局自分自身がとても大変な思いをしないといけなくなる…。
そこから立ち上がるのは本当に大変なので、できればそうなる前に気づきたいところです。
しかし、身体からのサインを感じ取る力は、年々に鈍くなっていくと言われています。
―――自分の身体のサインに気付くには？
その力を磨く方法として、「ひとつひとつ、今自分の身体がどう感じるかを丁寧に味わう」練習が良いそうです。
たとえばご飯を食べるときに、
・ご飯の香りを感じる
・噛むと甘みが広がる
・食べ物が食道を通っていく感覚
など五感をしっかりと意識する。
いわゆる”マインドフルネス”ですね。
こうした感覚のアンテナを育てていくと、身体の動きや違和感をキャッチしやすくなり、危険信号にも早く気付けるようになるかもしれない―――
その話がとても興味深いなと感じました。
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余談ですが、５００回咀嚼を習慣にしている人が、
癌を克服したという話もあるそうです。
腸では、体内の約７割の免疫細胞が作られています。
しかし、消化活動が多すぎると腸に負担がかかり、免役の働きにも影響してしまう。
逆に、しっかり咀嚼して食べ物を細かくし、胃酸で十分に消化されると腸の負担が減り、免役細胞が活発になって癌細胞も攻撃してくれる―――という理屈なのだとか。
私自身も、自分の身体の動きや声に気付けるよう、できるだけ”マインドフルネス”を取り入れてみようと思いました。
誰かの参考になれば幸いです。
コンシェルジュ 宮崎 
