温泉だけじゃない。
先日、道民誰もが知っている北海道新聞に、3回シリーズで記事が載りました。
「サロベツ湿原 再生10年」という特集記事です。
留萌宗谷版紙面等には温泉関連含め豊富町のことはよく載せて頂いていますが、今回は全道版紙面なので、近隣だけでなく広く道内の皆さんの目に触れて頂けたことでしょう。
豊富にはサロベツ湿原という宝もあります。そして基幹産業の柱として酪農業があります。
サロベツ湿原は酪農地帯と隣接しています。
どちらもとても大切ですが、牧草地を整備拡大することは、湿原の乾燥化を招き、自然環境が損なわれます。
相反する非常に大きな問題を、双方の理解と協力を得ながら、共存に向かって過ごし、10年が経ちました。
ここで生まれ育った私には、サロベツ湿原も豊富温泉も放牧による酪農も、あって当然のものとして深く考えず眺めることが多かったように思います。
温泉で皆さんから色々聞かせてもらう中で、地域の宝に目を向ける気持ちが少しは得られたかと思いますが、この記事を読み、改めて意識下に置けました。
記者さんは丹念に取材し、サロベツエコネットワークさんの講座にも何度も参加して下さったと聞きます。
新聞記事は切り取って保管してありますので、コンシェルジュにお立ち寄りの方は、ぜひご覧になってみて下さい。