弥生三月、春遠からじ。
「二月は逃げる」の言葉通り、あっという間に二月が終わりました。
ちなみにこのことわざは「一月は行く」が先に来て、「三月は去る」が続きます。
若かりし頃先輩に教えてもらって初めて知りましたが、年々その感じがはっきりわかるようになりました。
いやー、お正月が来たと思ったらもう三月ですものね。
年度末にて何かとまとめの作業や新年度への準備もあり、今月もことわざ通り、あっという間に去ってしまうかもしれません。
毎年色々と変化している豊富温泉、コンシェルジュデスクとその仲間たちです。
長年健康相談員は一人のままでしたが、昨年4月からは玉ちゃんが(もしかしたら断りきれず?)引き受けてくれて、二人で交互に勤めさせていただくことになりました。
おかげさまで個人の時間が出来た分、おざなりになっていたことに少し時間を振り分けることができました。
医療に関するあれこれも、二人で考えることができるようになりました。
急きょお休みを頂くことになった時も、力を貸して頂けました。
コンシェルジュデスクも、昨年はお客様が多い時期限定で助っ人コンシェルが活躍してくれました。
昨年は7月~9月にかけての繁忙期+私達が関わる大きめイベント目白押しでしっちゃかめっちゃかな毎日でしたが、仲間が分担して担ってくれることで、私もついて行くことが出来ました。
でも、先日の尾崎さんブログで書かれていましたが、そんな怒涛の日々を想いだけでこなしていくばかりだと、体がこらえきれず悲鳴をあげることもあります。
自分でも気づけない内に蓄積された疲労やプレッシャー、気づいてもしんどいことを声に出して言わずに頑張ってしまう。
それはアトピーや皮膚疾患に限らず、どなたにもあり得ることです。
それに、自分は大丈夫でも、しんどい状況となった家族や友人が助けを求めてくることもあります。
それもどなたにも当てはまることです。
自分の心と体に多少はゆとりがなければ、他の方々にまで思いやりをもてないと私は思います。
しっかり、きちんと、上手に…できなくても、それなりにできれば良いこともたくさんあるはず。そんな多少の開き直り(私の場合は+睡眠時間たっぷり^・^)があれば、とりあえず気持ちは前に進めそうに思うのです。
「たくさん」ではなく「多少」の開き直りと仲間の助けをもらって、そして仲間がしんどくなった時早く手を差し伸べられる気づきの目を養い、新年度の豊富温泉に向かっていきたいです。
近々このような講演会も町内で行われます。
仲間や家族だけでなく、近くの人が困っている時にどんな勇気をだせたら良いか、考える時間にあててみようかなと思っています。