エゾシカについて学びました!
こんにちは!
ここ豊富町は、サロベツ湿原に代表される素晴らしい自然が広がっています。
そして、そんな自然の保全を目指した活動も活発に行われています。
その一つが、サロベツ・エコモー・プロジェクト(http://sarobetsu.or.jp/ecomo/)です。
サロベツの自然や文化を楽しむ活動を通して、自然と人が共存する地域づくりを進めています。
様々な活動が、エコモー・プロジェクトに登録され、地域で展開されています。
そして、このプロジェクトの運営や、地域活動を主催する方々(エコモー☆メンバー)のサポートを行っているのが、エコモー☆サポーター。
私もこのサポーターとして、会議やイベントに参加しています。
そして最近は、エコモー☆メンバーやサポーター同士、さらには一般の方とも気軽に交流でき、エコモー・プロジェクトをさらに広げていく事を目的として、エコモーcafeという地域活動を、サポーターの仲間と始めました。毎月一回、大体第三土曜日に開催しています。どなたでも参加できる活動です。
3月18日には、エゾシカを知ろうというテーマで、エコモーcafeを開催しました。
講師役を、同じくエコモーcafeで一緒に活動している、宗谷総合振興局の三浦さんにお願いしました。
三浦さんは、エゾシカ対策などを担当されています。
当日は、豊富温泉に湯治で来られている方も含め、合計8名の参加で、サロベツ湿原センターにて開催しました。
まずは三浦さんより、エゾシカについてのお話し。
スライドの一部ご紹介します。
5年で2倍の数になるんですね!
オオカミが絶滅し、天敵がいなくなったことから、エゾシカが増えすぎて問題となっています。
エゾシカによる被害は、農業や貴重な自然を食い荒らしてしまうということもありますが、交通事故も深刻です。
先のスライドにあったように、繁殖期が10月~11月で活動が活発になるため、この時期は特に車の運転は気を付けましょう!
エゾシカの適正な頭数管理のために、現在は主に二つの方法があります。一つが狩猟ですが、これだけでは間に合っていないため、個体数調整という、ただそれだけのための捕獲も行われています。
以前のブログ(https://toyotomi-onsen.com/10674)でも書きましたが、エゾシカの頭数を適正に、かつ経済的に管理していく事が求められる中、鹿肉の流通振興が必要とされています。一言で言うと、皆さんもっとシカ肉を食べましょう!という事です。
豊かな自然の中でのびのびと育つエゾシカ肉は、とってもヘルシーなんですよ!
三浦さんのお話しの後は、実際にエゾシカ肉を食べてみることに。
一つはスライスして焼き肉に。
もう一つは燻製!以前ブログ(https://toyotomi-onsen.com/12311)にも書いた燻製器が活躍。
皆で食べ比べしました。
最後、エコモーcafeの仲間と、狩猟免許を取ろうかと盛り上がっていたら、三浦さんから狩猟免許に関する資料を頂きました~
個人的には、罠の販売会社の社名と、罠の商品名がつぼです。笑
こういうことは、こうした自然豊かな地域にいるからこそできることでもありますよね。
もしかしたら、今年は狩猟免許とって狩猟デビューするかも!?