ココロとカラダの休息@岐阜県 『鬼岩公園』。
こんにちは、ヨガインストラクターのまなみんです(╹◡╹)
わたくしは今、故郷である愛知県に帰省中です。
日本のてっぺん『豊富町』はまだまだ涼しく、日によっては寒い時もありますが、愛知県はすっかりと、夏の予感。
湿度が高いです(・・;)
全国から豊富温泉へ訪れる皆さま、ほとんどの方が暑い場所からいらっしゃっていて、豊富町より寒い場所から来ました、という方には、なかなかお会いしません(笑)
寒ければ着ればいい!
暑いと、これ以上脱ぐモノもなし、、、
クーラーもカラダがダルくなるし、すっかり豊富町の暮らしに慣れてしまった私は、今から本州の夏にノックアウトしそうです(O_O)
そんな中、前々からずっと会いに行きたいと思っていた友人に会うため、愛知県のおとなり、岐阜県に行ってきました。
岐阜県瑞浪市にある、鬼岩温泉『いわみ亭』へ。
滝がそばにあり、常に水の音が聴こえます。いろんな鳥のさえずりも聴こえて。
ここは、ホントに気持ちの良い場所です。約5年ぶりに訪れました。
迎えてくれたのは、共に沖ヨガを学ぶ仲間であり、腕利きセラピストさんでもある友人。
彼女は、いわみ亭の一室を借りて、プチ断食滞在などが受けれるスペース、『癒しroom月』を主宰しています。
ここには豊富温泉と同じく、全国からお客さまが訪れるそうです。
いわみ亭のお庭に咲いている花がキレイで❤︎
『今日はせっかく晴れたから、お山に登りましょう』と誘っていただき。
鬼岩公園は、大きな大きな岩の集まり。
『御影石』です。
昔々、火山の噴火と共に発生し、年月と共にその岩が割れ、木々とつながり、まさに『自然が織り成す芸術』。
『せっかくだからサイレントで歩き、山を感じ、自分の内側を味わいましょう』と。
一歩ずつ、かなりゆっくりと、歩き進めました。
けいこさん(友人の名前です)は、木を触ったり、空を見上げたり、何度も何度も立ち止まる。
私は、そのゆっくりの背中をゆっくり追いつつ、葉っぱの模様を眺めたり、小さな花を見つけたり。
けいこさんが主宰している合宿では、このお山のお散歩もプログラムに組み入れられているそうで。
先日の合宿では、1泊2日の期間、ご参加の皆さまもみんなコトバを発しない『サイレント』で過ごし、ゆるやかにじかんを共有しながら、自分の内側をじっくり味わったそうです。
そこで、山を感じて道を感じて、じっくり歩くコトの素晴らしさを改めて感じたから、今日、私をその空間へと誘ってくれました。
日々、とにかくコトバを発して、話しまくっている私(・・;)
まさに必要があり与えられた空間、という感じで。。。
結局、あるモノしかないんやし、ないモノはないんやし。
出来るコトしか出来ないし、出来るコトをしたらよい。
何だか禅問答みたいですが(笑)、とにかく、とてもとても静かなじかんでした。
サク、サク、と足音。
カチャ、カチャと、木杖の音。
ユサユサ、葉っぱの擦れる音。
インプットとアウトプットのバランスって大切よね。
そして、『フラットな場所』が必要だよね。
北海道に移住して3年。全力疾走で駆け抜けるように過ごす私に、けいこさんが丁寧に、静かに伝えてくれたコトでした。
ヨガの仲間であり、人生の先輩であり。
なぜ全国から、この決して有名ではないこの場所に訪れるのか。
それが、よく分かった気がします。
ここはフラットな場所であり、ここには、ゆったりとしながら、付かず離れず見守ってくれるヒトがいる。
主には、『ご紹介』でご縁が広がっているそうです。
そして、道中。
ここには、
岩場の奥、真っ暗な場所に『鬼』がいらっしゃるそう!
自分の中にいる『鬼』やそうです。
コトバは交わさず、目配せで合図をしながら、ひとりずつ順番に入ってみました。
洞窟のような暗いスペースの一番奥にいらっしゃる『鬼』さんと、目が合う。
『私は心底くつろげてない』と、見抜いていただきました。それは、私自身の内側がただそう映っているだけ、です。
やっぱり、フラットな場所が必要だなー、と。
さらにさらに道を進み、
お山の頂上へ。
頂上で出会えたのは、こちらさま。
こんなに素晴らしい『根っこさん』を見せていただきました。
立派な巨木は、見た目の2倍から3倍もの根を張って、自らの存在を支えている。
多くは、土の中で見えない部分。
でもこうして見せていただいて、触らせてももらいました。
どっしりと。
しっかりと。
頂上でしばし、くつろぐ、味わいました。
靴を脱いで、靴下を脱いで、大きな大きな岩にペッタリとくっついて。
仰向けて、うつ伏せて。
風を感じて、空気を嗅いで。
登って降りて、かなりゆっくり行ったので、2時間くらい。
鬼岩公園。
とくに急な傾斜もなく、きちんと整備されているから、とても歩きやすいです。
あー、清々しい。
時があっという間に過ぎたような、ものすごく遠くまで行って帰ってきたような、物的な時間軸では言い難い感じ。
そして。
もうひとつのお楽しみのじかんは、
いわみ亭さんの絶品ランチ(╹◡╹)
けいこさんと、チーズ(^◇^)
よくよく、豊富温泉でヨガクラスを受けてくださった方から、
『家に帰ってからもヨガを続けてみたいけど、近くに沖ヨガの先生はいないでしようか?』
と聴かれます。
日本全国にご紹介出来る先生が居たら、言うコトないのですが、知らない都府県の方が多いです。。。
岐阜県の皆さまには、この、けいこさんがいますよ!
岐阜県多治見市の自宅サロンでは、プライベートヨガクラスが受けれますし、ぜひここ鬼岩も訪れてみて欲しい場所です。
◎けいこさんのHP→★★★
最近よく思います。
『待つ』という大切さ。
カラダにはカラダの都合や仕組みがあり、それは、良い悪いではないです。
一刻も早く治ったらいいと望んでも、長年かけて症状化したモノが、魔法みたいになくなる訳もなく。。。
とにかく楽になりたい!
と言う時には、豊富温泉はぜひ選択肢に入れていただきたいと思います。
この素晴らしい温泉は、大自然が与えてくれた叡智です。
相性はヒトそれぞれやし、何事も試してみてなんぼですが、初めて豊富温泉を訪れた時のビックリは、今でも忘れられません。
不思議なお湯だな〜、と。
明日が見えず、その日暮らしで、とにかく今が辛い!
そうやって、ただただ耐えていた時期に、もっと早く豊富温泉を知るコトが出来たら良かったな、と、思ったりしました。
と言っても、出会える時にしか出会えないのですが〜
フラットなじかんを持つコト。
待つ大切さ。
今日私が感じた、とても大切な『癒し』です。
その癒しが自らを休ませ、調えるチカラに、前に進む勇気になるのかな。と思います。
私、多分かなり頻繁に言ってますが、豊富温泉を訪れた皆さまには、ぜひ『サロベツ湿原センター』の木道を歩きに行ってみていただきたいです。
のんびりのんびり、1時間くらいかけてのーんびり、木道を歩いて、立ち止まって、風を感じて、空気を嗅いでみてください。
最近はそれを『湿原浴』と言ったりするそうです。
きっと、ココロもカラダもスッキリしますよ^ ^