この時季の豊富町のお天気・・・蝦夷梅雨って?
こんにちは、コンシェルジュデスク片桐です。
ふれあいセンターでは6月から営業を再開いたしまして半月が経とうとしています。営業時間の短縮や休憩室の利用をご遠慮いただいたり、また定休日を設けるなど一定の条件付きでの再開となりまだまだご迷惑をおかけ致しております。みなさまのご協力に感謝いたします。
少しずつ全国から湯治のお客様も増え以前のふれあいセンターの姿を取り戻していくのかなと思う次第です。本来ならゴールデンウィークあたりを境にどんどんお客様は増え夏の終わりごろまでとても賑わう温泉ですが今年は全く違う姿で少し寂しくもあり、でもまだコロナは収束をしていないことを考えるととても不安であり。色々な思いが交錯しております。
そんな豊富町は6月に入り新緑の頃真っただ中です。透き通るような青空、緑の木々や牧草、そして放牧中の牛たち。気温は暑くても20度以下、心地よい風・・・
実はそんなイメージ通りの「THE北海道」な日はとても少ないんです。
6月の北海道は梅雨もなく湿度も低くさわやかな風を想像されるかと思いますが、意外と曇りや雨の日が多く、湿度もとても高いのです。
「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
私は昔、北海道には梅雨もなく快適で過ごしやすいイメージしかなかったのですが湯治で数年前に訪れてから初夏に来るたびに思っていました、「なんでこんなにムシムシするのーーー!」と。湯治滞在中、まだしんどい体で頑張って作ったカレーを冷蔵庫に入れずにキッチンに放置していたら、翌朝捨てざるを得ない状態になっていました・・・。
そこで知ったのです、北海道にも梅雨があるってことを。聞いてみるとどうやら「蝦夷梅雨」というらしいのです。いわゆる正しい「梅雨」とは違うものなのですが梅雨と似たようなジメジメと湿度の高い日が続き、曇りがちでハッキリとしない空模様、風も生ぬるい感じの天気、それが蝦夷梅雨というらしいのです。
昔はそんな蝦夷梅雨も稀だったようですが、ここ数年はそんな天気の日がとても多く個人的には夏の間はほとんど曇っている印象です。なのでたまに快晴の日があるとワクワクしてどこかへ出かけたくなります。なんていうブログを書いている今は・・・
とっても快晴です・・・。風も心地よくお出かけ日和ですね~。
6月の後半は晴マーク続きのようですが晴マークがついていても何事もなかったかのように曇りマークに変わっていたりするので信用できません。
ただ今年の夏は北海道らしい気候で終わってくれると個人的にも湯治で来られる方にも旅行客の方にもいいなぁと思うのです!
頑張れ、太陽さん!牛たちも緑と青空がとってもお似合いです♪(この日は曇りでコントラストがイマイチですが・・・)
それでは今回はこの辺で。