おすすめの本
こんにちは。
最近、お客様が少ないコンシェルジュデスクです。
冬場は減る傾向にありますが、それにしても少ないので、きっとコロナの影響でしょうね。
最近、豊富の図書室で素敵な本を借りました。
「北海道サロベツ原野 鳥たちの365日」という本です。
図書館でこの本を見つけた時、こんなサロベツに特化した鳥の本があるんだ、と
珍しいものだったので興味を惹かれました。
帰ってゆっくり読んでいて、内容が素晴らしいので、いったいどなたの著書かしらと見てみたら…
冨士元寿彦さんという写真家さんでした。
豊富の隣町である幌延町ご出身の動物写真家さんです。
この方のお名前は以前から知っていて、展示してある写真も少し拝見したことはありました。
素敵な、自然の写真を中心に撮っておられる方です。
その冨士元さんだとわかって、納得。
私は鳥や自然のことに興味を持ち始めて、図書館などでいろんな鳥の本を見ることが増えたのですが、
この本は、鳥たちが本の中で生きている!と思わせてくれました。
鳥たちの生活のワンシーンをのぞかせてもらえる、そんななんとも貴重な場面がたくさん。
中には、子育てシーンだったり、厳しい自然界の出来事だったり、
私たちが簡単には目にすることができない場面がたくさん載せてありました。
サロベツならではの、他の動物(牛さんたち)も登場していたり…
きっとこの方は、ずーっと何時間も鳥たちを待ち続けたんだろうな~。
寒い日も、朝早い時間も、川でも草原でもずーっと何年もサロベツの鳥たちを見続けた人だから撮れるような写真です。
ほんと素敵なので、鳥に興味がある方はもちろん、まだ鳥には興味の持てていない方も手に取って見て頂きたいです。
ちなみに、となり町、幌延町の図書室にもこの本はありましたよ♪
1冊購入して鳥好きな母に贈ろうかな~と思いました。
それではまた♪