シカ肉
秋の深まりを感じるこの頃、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?
コンシェルジュデスクの今井です。
四季の中では、秋が一番食欲が湧く季節だと言われていますが、今日は、シカ肉について紹介してみようと思います。
日本で味わえるジビエには、イノシシ、カモ、シカなど色々な種類がありますが、豊富町ではシカ肉を食べることができます。
もともとはシカ肉を食べる習慣はなかったそうですが、増えすぎたえぞ鹿の農作物への被害減らす取り組みとともに注目されるようになり、命を無駄にしないという意味で、貴重なタンパク源として食されるようになったそうです。
私が育った地域では、ぼたん鍋などでイノシシ肉は食べますが、シカ肉を食べるという習慣はなく、手に入れることもできません。
ですので、人生初のシカ肉デビューは、豊富温泉のふれあいセンター内『味彩』のシカ肉ジンギスカンでした。
「臭い!硬い!」というイメージがありましたが、実際に食べてみると想像していたものと違い、臭みや少なく柔らかくて美味しくてびっくりです。
食感は牛肉の赤身のようで、クセも少なく食べやすいです。
脂身も少なくタンパク質や鉄など栄養価も高いので、お肌の再生にはもってこい。
今ではすっかりシカ肉にお世話になっています。
そんなこんなで、先日、美味しいシカ肉を家族にも味わってもらいたいと、サロベツベニソンさんの直営工場に行ってきました。
サロベツベニソンさんでは道外にもクール発送していただけるそうで、今回は、『えぞ鹿のもも肉』を発送していただくことにしました。
家族の感想はというと、「脂肪が少なくてタンパク質や鉄分がしっかりとれるのがいいね!」「牛肉の赤身みたいで、全く臭みもなく美味しいね!」など上々です。
広島に住んでいた頃は、シカといえば厳島神社で頭をナデナデしながらたわむれる可愛い動物だと思っていました。
豊富温泉では、シカは激突してくるちょっと危険な、美味しい動物です。
今では、道でシカが飛び跳ねているのを見るとジンギスカンを想像してしまいます。
所変われば意識も変わりますね。