雪あかり2016 ~準備編~
皆さんはじめまして!
今回の就業体験プログラムに参加している早稲田大学の太田 裕佑(おおた ゆうすけ)です。
豊富温泉には以前から湯治で何度も訪れていたので、私の事を知っている方もいるかもしれません。
私が今回参加を決めた理由は、普段湯治をしているだけでは関わることの無い、でも聞いたことはあるような、そんな体験先が多く含まれたプログラム内容であったためです。
このプログラムを通じて今まで知らなかった豊富の魅力、そしてそこに携わる人々の想いに多くふれられたら良いなと思っています。
これから複数回に分けて、今回のプログラムで体験した出来事をブログにて紹介させていただきます。
どうぞよろしくお願いします!
さて、今回の内容はと言いますと・・・
こちら。
2月13日(土)に行われた「豊富温泉雪あかり」の、“準備編”です(当日のイベント開始前のお話です)。
準備編ということで本番編よりも華の無い内容となりますが、どうぞご了承ください。
また作業に必死で写真をあまり取っておらず、ブログを書く今になって反省しています。
私自身の体調が万全ではなかったということもあり、当日は主に室内(自然観察館内)の準備作業をお手伝いさせていただきました。
まず取りかかったのは、豊富町の幼稚園の年長さんが描いた絵の展示。
「将来の夢」がクレヨンと水彩絵の具で描かれており、自分の小さかった頃を思い出しながら絵を飾りました。
私が幼稚園生だった当時は、「将来の夢」はサッカー選手と野球選手で溢れていたものです。
女の子はケーキ屋さんでしょうか。
今回みんなが描いたものはというと、「ぎゅうしゃのひと」「ヘリコプターのうんてんしゅ」「アイドル」などなど・・・豊富ならではのものからユニークなものまで多種多様です。
「けいさつかん」というのもたくさんの子が描いていたので、この先の豊富町は心配ありませんね。
続いて取りかかったのは、「風船らんたん」という手作りの照明を取り付けるための配線作業。
自然観察館の天井から伸びている照明の土台に、電球の付いた線を固定していきます。
慣れない脚立での作業に時間が掛かります・・・。
配線が完了したら、ひとつひとつの電球に手作りのカバーをかぶせていきます。
カバーといってしまうと味気ないですが、こんなに素敵なものですよ!(過去のブログより画像を拝借)
こちらが作成中↓
最後の方は時間に追われ、まちや温泉街からやって来た方々に手伝っていただいて無事に間に合わせることができました。
高校生ぐらいの子からおじちゃんまで、地元の方が当然のように手伝ってくれたのを覚えています。
点灯するとこんな感じで、とても良い雰囲気です。
この後は炊き出し(染み渡りました)をいただいた後、雪あかり本番に備えて外へ。
現地に到着してからずーっと室内の準備をしていたため、自分達2人が外に出たのは昼以来でした。
何気なく会場のほうに目を向けると、そこには目を見張るような幻想的な風景が広がっていたのです・・・(本番編へつづく)
※あとがき
覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、当日は普段より気温が上がり、雪ではなく雨が降っていました。
雪質や地面の状態悪化はもちろんのこと、自然観察館の屋根からの落雪もあり、外の会場準備は難航していたと思います。
厳しい状態のなかで作り上げられた会場には、実行委員会の方々の並々ならぬ苦労と工夫があったのは間違いありません。