とよとみフットパスを知ろう
雪あかりが終わってやっと一段落という感じです。
新たなイベント企画盛りだくさんでメインとも言える2日目の開催ができなかったのが心の残りですが、悪天候の中、多くの方のご協力により1日目はなんとか開催することができました。当日は思った以上にたくさんのお客様に来ていただきました。本当に有難うございました。
さて、温泉のブログではもしかしたら告知していなかったかもしれません。
今年の秋に豊富町で「全道フットパスの集いinとよとみ」というイベントが開催されることになりました。
まずそもそもフットパスってなに?という方も多いと思います。私も数年前まで名前も知りませんでした。
「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことです。
イギリスではフットパスが国土を網の目のように縫い、国民は積極的に歩くことを楽しんでいます。近年、日本においてもさまざまな地域において、各々の特徴を活かした魅力的なフットパスが整備されてきています。〜日本フットパス協会HPより〜
その経済効果は年間8千億円、24万人の正規雇用を生み出しているという報告もあり、近年日本でも観光面だけでなく、都市部や地方集落などの環境保全、防災のための整備等において、簡単にそして早く効果が見える施策としてフットパスに取り組む団体が増えています。
イギリス発祥のフットパス、実は日本でも各地で整備されているんですね。
北海道では黒松内や南幌、根室などが有名です。
多くのフットパスは行政ではなく市民団体により整備・管理されており、地域の魅力の保存・育成および発信のため、環境保全活動、イベント、ツアー企画などが活発に行われています。
豊富町にも「サロベツフットパス」というフットパスコースが整備されいています。
サロベツフットパスには
豊富町の市街地にある自然公園から豊富温泉街までをつなぐ約6..5kmの「ロングコース」
豊富温泉街を出発して川沿いや牧草地を周遊して帰ってくる約2.7kmの「ショートコース」
があります。
このサロベツフットパスをもっと多くの人に知ってもらって活用しよう!ということで
一昨年の春からプロジェクトチームを立ち上げて年に2回程度、豊富町の家族、湯治客などを対象としたイベントを開催してきました。
そして、今年の秋、フットパスの全道大会である「全道フットパスの集いinとよとみ」を開催することになりました!
全道フットパスの集いは、北海道のフットパスを持つ市町村で年に2回春秋で行われています。
昨年の春は札幌のお隣南幌町、秋は北海道の最南端襟裳岬に近い様似町で開催されました。
南幌、様似ともに参加してきました。
南幌は千歳川・夕張川・石狩川の川沿いを歴史を聞きながら歩くコース。様似はアポイ岳ジオパークを中心に山を登ったり、海沿いを歩いたりと変化に富んだコース。それぞれに特徴があり、更にその地域の特産の料理などをたくさん食べることができてとても良いイベントでした。
サロベツフットパスプロジェクトチームでは、全道フットパスの集いinとよとみ開催に向けて
目下、イベントを企画中です。
全道フットパスの集い開催に先駆けて、まずフットパスとはなんぞやということを知ってもらおうということで
豊富町の町民センターで札幌のエコネットワーク代表・フットパスネットワーク北海道事務局長の小川巌先生を講師にお招きして、「フットパスの魅力と可能性について」ご講演いただきます。
是非ともご参加ください。詳細はこちら。
「とよとみフットパスを知ろう!」
日時:2016年3月12日14:00−16:00
場所:豊富町町民センター
入場無料
お問い合わせ:豊富温泉コンシェルジュ・デスク(担当:尾崎)